昨日は、熱海で利多さんとの撮影がありました。
熱海での利多さんとの撮影は、今回が3回目で、一回目が
2010年の12月、2回目が2012年の1月でした。
今回は4年ぶりの熱海での撮影となったわけですが、衣装
については、昨年購入したパッチワーク風の衣装で、これを
前回の南伊豆での撮影の際に、衣装を持って行き、利多
さんにあてていただきました。
利多さんのご意見を拝聴して、熱海での撮影で使えるのでは
ということになり、今回はこの衣装を採用しました。
メイクもこの衣装に合わせていただき、南伊豆のときよりも、
ソフトなメイクで臨んでくださり、よく似合っていたと思います。
撮影日の昨日は、小春日和の、とても暖かい日になり、急な
熱海の坂を上りながら、大汗をかいてしまいました。
4年前に撮影したときと比べると、熱海の町も、昔ながらの
風情のある古い旅館が取り壊され、高層ホテルに変貌したり
とわずかな間に、本来の熱海の姿が消滅しつつあるのは、
とても寂しい気がしました。
ホテルのオーナーも、最近は外国の資本が入っているようで、
まぁ、そんな連中に、日本の湿感のある香りや雰囲気など
分かりようがないのでしょう。
それでも、熱海駅前の喧騒を抜けて、隣の来宮駅から山の
方角へ歩いていけば、まだまだ古い民家や石の階段が残され
ており、今回もまたそんなところを求めて撮影をしました。
私事で、大変に恐縮ですが、一年前から、16歳になる愛犬の
後ろ足が麻痺してしまい、自分では立ち上がることが出来なく
なってしまったのですが、足以外は元気で、現在は犬用の車
椅子を使って、朝夕元気に散歩をしております。
ただ、夜間も寝返りをさせなくてはならなくて、このところ、睡眠
時間が、4時間を切っておりまして、いつもなんとなくぼーっと
しています。(笑)
大事な利多さんとの撮影のときに、疲れた顔を見せてはいけない
と思い、一昨日は近くの温泉に行ったのですが、これがまた温泉
マニアが行くような鄙びた温泉で、それはいいのですが、効能が
あり過ぎて、湯あたりをしてしまい、昨日はボロボロの状態での
コンディションでしたが、利多さんのように、完成されたモデルさん
を撮影するのであれば、余計なことは考えずに、気負わず撮影
出来るのではと都合よく解釈しています。
そんなこんなで、撮影したフィルムを現像する気力は十分に
あるのですが、実際に体が動かず、次回の休みのときにでも
ゆっくりと現像したいと思っております。
取り急ぎ、利多さんとの、4年ぶりの熱海撮影報告でした。