昨日は、愛知県の三河湾に浮かぶ、篠島へ行ってきました。
旅程は、こんな感じでした。
JR三島(静岡県)→JR豊橋→名鉄豊橋→名鉄河和
→高速船で篠島まで。
で、JR三島から愛知県の名鉄河和まで276Kmありましたが、
全てローカル線での貧乏旅行でした。(^_^)
JR豊橋までは、この休日乗り放題切符を使うと、往復6040円
のところ、半額以下の2670円なんですもの・・・
名鉄線は乗り放題切符はありませんが、久々のこの赤い電車
いつ見ても風情があって、可愛いです。
名鉄河和から、日間賀島(ひまがじま)を経由して、篠島へ向かう
高速船は、往復2690円、島まで泳いでいくわけにはいかないの
で、これは仕方ありませんなぁ~
行きの高速船は、結構満員だったのですが、殆どの乗客が、日間賀島
で降りてしまい、がらがらに空いてしまいました。
さて、その篠島ですが、三河湾と伊勢湾の潮が交じり合う海の恵みの
島ということで、しらすは日本一の漁獲量、とらふぐも、その年によって
は、水揚げが日本一になることもあるそうです。
また、御弊鯛(おんべだい)と言われ、伊勢神宮に奉納されるほど
身がしまり、甘みがあって美味しい鯛も、この島の名物だとか。
高速船を降りると、いきなり出迎えてくれるのは、最近竣工した
らしい、島の駅、SHINOJIMAでした。
それで、早速ここでしらす丼を食べてみました。
全然生臭くなくて、新鮮で、本当に美味しかったです。
(写真は撮り方がへたくそだから、美味そうには見えないけどな)
私が住んでいる静岡も、しらすは有名ですが、篠島がしらすの漁獲量
日本一だとは、それまで知りませんでした。
お昼を食べて、島を散策すると、すぐに気付いたのが、バイクに
乗っている人は、ほとんどノーヘル、それに加えて、原付スクーター
の二人乗りなんて当たりまえ。
更には、スクーターの座席の前と後ろに子供乗せて(もちろん、
ノーヘルで)3人乗りをしている、ママさんも居て、本当にほっこり
とした気分にさせてくれます。
このおおらかさが、先ず気に入りました。
更に島の集落の路地に入り込んでいくと、そこはもう迷路の
世界。
人一人がようやく通れるような、狭い路地に、光と影のコントラスト
が素晴らしく、それでいて、同じ三河湾にある、佐久島のような
外壁がタールで黒く塗られた集落が密集する、シュールな光景とは
違って、島らしい長閑で、優しい生活感に溢れていて、とても魅了
されてしまいました。
もちろん、「崩壊する時間」だらけですしね。
篠島といえば、日本夕日百選にも選ばれている「松島」は
忘れてはいけませんね。
といっても、帰りの高速船の時間がありますから、夕日の時間
までは居られませんでした。
今回の篠島の滞在時間は、4時間でしたが、とても周りきれな
かったので、また日を改めて訪れてみたいと思います。
因みに、2010年に「RAFT」(いかだ)という映画のロケ地に
この篠島が選ばれております。
重苦しい内容の映画ですが、12月9日まで、GyaOで無料
配信されており、27分のショート映画ですので、ご興味が
ある方はどうぞ。
スクーターの女性が写っているESSOのガソリンスタンドも
ロケ地として使われております。