ホスピス病棟 | fidealのブログ

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2月17日に、肺炎が悪化して、余命1週間と言われた父が


奇跡的に、点滴の抗生物質が効いて、今も入院生活を続け


ております。






闘病生活が少し長引きそうになったので、先週ホスピス


病棟への申し込みをしたが、実際に病棟へ入れるのは


1ヶ月ほど先になりそうである。







点滴も次第に体が受け付けなくなり、両手は赤子のよう


に浮腫み始めているので、ホスピス(緩和)病棟へ入れる


までに、持ちこたえるかどうかも、何とも分からない状態


である。






ところで、ホスピスと聞けば、末期がん患者で、もうそれ


以上手の施しようがない患者を、苦痛なく送ってあげる


ようなイメージであったが、実際にはがんと診断された


ときから、いつでも受けることが出来るシステムである


ということを知った。






緩和ケアのチームは、医師、看護師、精神科カウンセ


ラー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士


薬剤師、リハビリ士、更には歯科医師、歯科衛生士


ボランティアなどの構成で成り立っている。







父の場合は、自宅での緩和ケアを受けることは出来


ないので、家族と一緒に過ごせないことや生活に


制限はあるものの、今まで老老介護で支えてきた


母の肉体的な負担は軽減されると思われる。





とはいえ、一般病棟の見舞い時間が夜8時までと


なっているの対して、緩和ケア病棟では、24時間


(静岡県立がんセンターの場合)見舞いができると


いうことなので、優遇されているのではと感じる。







2月17日に、余命1週間と医者に言われた時点で


母の方がパニック状態になってしまい、血圧が上が


ったまま、いつも体の不調を訴えている。







先日も、母が熱が出たということで電話があり、


病院へ行った方がよいかなど、いちいちこちらに


訊いて来るのである。







そんなもん、知るかぼけー!!






と言いたい所だが、自分の体のことなのに、自分


で何かの判断をすることが出来なくなっているの


である。







仕方ないので、様子を見に行くと、救急病院へ連れ


ってくれと言われたが、どう見てもそんな急を要する


ような感じはしないので、とにかく持ってきた夕食を


食べて、寝るように促した。







父の方は、今後の対処法については、それとなく


方向性は見えてきたのであるが、問題は母の方


である。







そちらの方が、頭が痛い話である。