梅雨をやり過ごしたわけでもないのに梅雨明けのような陽気が続く。いくら朝晩は涼しいとは言え、ここ信州でも連日30度越えと猛暑日で、動くほどに汗が滴り体力の消耗する毎日である。日中に現場仕事をこなす訳でもなく日陰になる事務所でカチャカチャしてるだけでも扇風機は欠かせない。こうなっては本当の梅雨明けが空恐ろしくもある。
ここにきて七夕決戦とされる知事選の話題がメディアにあがる。現職の小池さんVS参議院議員(任期は2028年までだがお辞めになったとは聞いていないので、とりあえず参議院銀としておく)蓮舫氏の事実上一騎打ちとされている。お二方とも週末は街頭にてお話になられたようだが僕的には蓮舫氏のお話されてる事は全くと言っていいほど耳に入ってこない。
なんといってもあの民主党政権時にスパコン京の開発に「二位じゃダメなんでしょうか?」とエンジニアの皆さんらを前に堂々と言い放ったあの一言が頭の片隅に根付き 何を話されていても心に響かないのが実情だ。予算を削ることが使命だったとしてもあれはない!
実に皮肉な話だがこの都知事選突入を前にして先日(と言っても二週前だが)NHKで「新プロジェクトX」ではスパコン京の開発に当たった方々にスポットを充てた回が放送された。偉業を成し遂げた富士通のエンジニアの皆さんをはじめとするスタッフは四六時中スパコンの事を想い、考えを巡らし、開発に当たってこられた。実話を聞いてしまえば余計になんと無神経で先々の事を考えない方だろうと批判する思いは残る。
ひるおびで街頭演説をする彼女を見るほどに「二位でいいんだ」と思える思考回路の方がどうやったら都民の皆さんの一番良い暮らしへと導きだす事が出来るのだろうかと思わずにはいられないし、誰が彼女を参議院議員への道を援助したのだろうか、どんな方々が一票を投じたのだろうかとも思わずにいられない。
家庭の事はとやかく言う筋合いではない(彼女のようにつまらない質問を国会で言ってのける輩と同類になりたくないので・・・どんだけいやなん)のでご家族の事はどうでもいいんだけど参議院とは言え国会で国を守り豊かにし いかに諸外国とお付き合いをしていかなければならないかを考えられ方向性をもって進めていくのが仕事なんだから 日本の経済事情やらいかに国が潤うかとかも念頭に置いて発言をしてほしいものである。
当時ニュースでも話題に上って、どなたかは忘れてしまって恐縮なんだが「きっと彼女は二番目だと特許などが取れず そういった世界のルールを知らないんだ」のようなお話をされていて実に皮肉で彼女と言う人間性を表しているコメントだろうかと感心したものである。あと二十日あまり、皆さんはどんな風に七夕決戦を見届けるのだろう?