真夏のような陽気から一転して肌寒い日が続く。風が強いのが辛い。日向にでもいればまだましでも、日陰に入ると体感温度はグッと低くなる。そこにこの風だから腰痛持ちの者からすれば堪える事この上ない。一気に咲いて散ってしまった桜とは裏腹に街路樹を彩るハナミズキがせめてもの慰めかのように今朝も揺れている。
ハナミズキばかりではなく、海棠にドウダンツツジ、リンゴの花ですら咲き誇っている。通常であれば連休明けではなかったろうか。とにかく、今年は全てにおいて早く早くと急ぐように夏に向かっている。昨日も車中で話になったのだが、またあの年のような台風や大雨からの水害などが起きなければいいように思うが、異常気象の連続で目まぐるしく変わる毎日は、ふと嫌な記憶がよぎったりもする。暖かく過ごしやすい事はありがたい事ではあるが平穏無事に時が過ぎてくれることの方が何よりに感じる。う~ん、年を取ったものである。
8時20分ごろ迎えに行くと言ってくれた大工さんの車に乗り込み、今年初のラウンドとなった昨日は、午前中こそ日差しに恵まれそれほど寒さが気にならなかったが昼過ぎからはいけない。兎に角、風が強く冷たいのである。一度は脱いでバックにしまったセーターを再び引っ張り出して、パターの際には外すグローブさえも最後の二ホールではかじかんでしまって外せないほどである。幾分山手になる「信濃ゴルフ倶楽部」、最高気温は14度と予想されていたが、実際にはそこまで上がらなかったのではないだろうか。いや、案外と達していたかもしれない。ただ、風速1メートルで体感温度は1度下がると言われてるから7~8メートルの風から、そう感じたのかもしれない(時折突風にも悩まされる)。ヒートテック的な暖かくなる素材を用いたウエアは各スポーツメーカーさんも多く品を揃えているが、暑くなるようなら着替えればいいだろうと用心に肌着からスエットから着込んでいって本当に良かった。以外にも若手の方々は薄着でいらっしゃっていたが、昼からはダウンジャケットに身を包みながらのプレーで大変だったようだ。
さて、そのラウンドだが・・・・
あれだけ練習してきたが体力が続かないのが課題に思えた。出だしが悪いの何時もの事でトリ、ダボでショートの三番に入る。160超ほどのやや長めのショートは、ほぼほぼ無風から7番を抜いてワンピン圏内に着弾。ラインを読み切れずにバーディーは逃したがそこで取ったパーが弾みになってボギーが続く。2ホールほど1Mほどのパーパットを外したが、なんとか午前中は46。ハーフターンしてからもボギー、パーと交互にスコアを整えたが 上がり3ホールでOB、黄っ杭越えのワンぺナとかあって、せっかく40台前半で行けそうだったのを48と無残に撃沈である。
言い訳をさせてもらおう。何時もであれば76~80そこそこで上がってくる強者でさえ90を切れなかった(ベスグロで91)ところを見れば、やはり風と低温の影響は否めないのではないだろうか。着ぐるみのように着込んでのスイングは脇も甘くミスが生じやすい。そこにきてあのアゲンストやら横風はグリーンに真っすぐ向かっても、ひゅるひゅるひゅるッと流されたり押し返されたり。風に負けないような強い球を打ちたくて気持ちドローがかる弾道を描きつつ練習してきても、こんな調子なら6月に行く予定の北海道(函館の夜景を見に3度目のトライついでに初日はゴルフ)も気が思いやられる。アイアンは随分、精度が上がりつつあるが、環境に応じた現場における対応とかも課題の一つか。
さてさて、結果が全てだからまた練習に励むばかりである。ただただ朗報は懇親会の席で向かいに居た初心者のお二方から教えてもらったNNゴルフスタジオ。会社の役員さんに連れられて昨日で2度目のラウンドを前にゴルフスタジオに出かけられハウトウを受講されてきたそうである。なんでも上、斜め前(左右から)、後ろ、横と立体的にスイングを録画してくれて解析されるらしい。ただただ悲しいかな、お二人は理論だとか講じられても理屈がわからないから何を言われてるのやらとさっぱり飲み込めなかったそうだ。
2か月に一度くらいの頻度で僕も自身のスイングは録って自己分析はしてきてたが いつも正面か後ろと限定されて この時は良かったがあの悪かったときはどこがいけなかったのかわからないでいる。まあ、大体ここを気を付ければいいのかな~くらいだったので、大変興味を持った。建匠の総会(5月13日)が終えたら、一度訪ねてみようと思う。