帰省 | すざかシート 「職人の覚悟」  Suzaka Seat Blog

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室内装飾に携わって30年余り。仕事のありかたに正面から向き合って、経験に基づいた知識、ノウハウも織り込んで・・・・・・・・

すざかシート

日曜の昼から行われた法事の席で見知った顔ばかりの中 随分とお酒を頂戴してしまった事から 時間の使い方がうまくいかずに その後もなんだか中途半端な一日だった。

 

それでも2時半には成田へ向かわなければならないので 頑張って軽い夕飯として 八時過ぎには床に就いた。昼のアルコールが抜けきっていなかったのか爆睡したまでは良かったけれど 12時半には目が覚めてしまい 不安を抱えながらママ達の用意が整ったところで定刻に出立。

 

初めて使うエアアジアは9時15分発。普段よりも一時間以上も早い。おかげでこちらも普段と勝手が違い時間の配分がうまくいかない。三人で一台の車で向かったのだから三人分の荷物も全て載せきることが出来ないから毎回家族、親戚が楽しみにしてくれてるりんご6箱は宅配便で送っておいたのだけれど 空港でのクロネコはオープンが七時。六時十分には着いていても荷物が揃わないから便の搭乗手続きが出来ない。リンゴを受け取ってから列に並んでもすでに搭乗に向けた人たちで溢れかえってる。僕とママはプレミアムクラスだからスムーズに進んでも 叔母は長ーい列に並んで順番を待つ。やっと順番が来たかと思っても重量規定(エコノミーは20キロまで)にも引っ掛かり荷物を開いて紙袋なんかに服を移したりと相当な時間ロス。挙句の果てには 昨年の11月から果物の輸入規制が始まったので 向こうに着いてから罰金を要求されるかもしれないとカウンターで脅かされる(これは結局 荷物検査でもノープロブレム)

 

基本エアアジアはLCC。安いチケットに誘われた搭乗客は 第二ターミナルのショッピングモールを埋め尽くしているから 出国手続きを済ませても 買い物もする気にもなれない。 おまけに軽食ならびにビールを飲む時間すらなく 急ぎ足での搭乗である。うーん、ここまでは いくら田舎に向かうに余裕の持てるドンムアン空港にダイレクトに着くからとかと言っても、 プレミアムシートでシートがフラットになるからと言っても そんな好条件はどこへやらで、もう二度とエアアジアは使わないと二人で嘆いていた。

 

人とは誠に現金なものである。ドンムアンの通路を歩いているときには いやいや、着陸態勢に入った頃からすでに いくらエコノミーよりも割高になろうと 帰る時は次からもこれが良い!全然疲れない!よく眠れたと 超~ご機嫌なのである。プレミアムシート恐るべし!!

一方 エコノミーから降り立った叔母は 我々よりも遅れる事30分。その上、サービスも悪い、食事もない シートも狭いと大ブーイング。わっはははは~お金は正直なのだよ。

 

イサーンにあるウボンラチャターニに向かう国内線は 増築された新ターミナルにある。今回もNOKAIRでチケットが取れたのでこれを使ったが この会社、実に定時に出たためしがない。それでもとりあえずはこちらで使う電話のシム交換(これを使えば番号こそ変われどパケット使い放題で大体1週間で2800円ほどなのだが 二人が使っているAUのやつで対応不可だった)の相談をしたりしつつも 早めにゲート付近に向かい 娘の服を買ったり、ビールを飲んだり軽食を摂ったりしながら時間を過ごしていたが やっぱり今回もほぼ1時間遅れ。

 

そりゃーそうである。フロアーでビール片手にガラス越しに見える滑走路方面を眺めていたが 我々がこれから乗るはずの便の荷物を降ろしたり 給油をしていたのが予定フライト時間10分前。荷物の積み込みが完了した時点でさえ すでに出発するはずだった時刻より20分も遅れているんだもの。ま~ 時間が止まる国だからしょうがないか(笑)

 

久しぶりにあった娘はますます豊かになっていた。それでも前々から直せ直せとしつこく言われ続けて来ていた歯の矯正は進行中。今年で15になるというのに「チュッコン(キスして)」と言えば チュッとくるのだから かわゆいのである。

 

あらかじめ空港の駐車場に用意しておいてくれたマイカーに乗り込んだのが八時半を過ぎていたので 今日は家に戻らずホテルに泊まり 翌日に備えることにした。シャワーで汗ばんだ体を洗い落とし、二人はマッサージ店に向かい 長旅でこわばってしまった筋肉を二時間ほどかけてほぐしてもらい この町では行列もできるお粥の店で ゆっくりと遅い夕飯。おなかもいっぱいになったところで御就寝(ベッドに入ったらバタンキューで 全く記憶がないほどに寝入ってしまった。僕としては酒の力もなく これができるなんてのは珍しい事)

 

 

 

途中トイレには起きたものの 二度寝から目覚めたらちょうど八時である。この後 彼女が起きるのに合わせて建設中(予定では4月入居可能らしい)のコンドミニアムの視察に向かう。普段から どんなに早くても11時頃まで寝てる人だから当てにはできない。せかすことなく僕は僕で ロビーに用意されたコーヒーとパンをかじりながら ブログを綴る。

 

娘の通う学校が終える前に お土産の調達(いつものS&Pのスナック)と、明日から出かけるカオヤイ国立公園(家から3時間ほど)に問題なく迎えるよう車の整備とナビのチェックをトヨタで見てもらう事くらいだから のんびりやろう。娘が新しくしたがってるスマホと時計は あの娘を迎えに行き 家に向かう前にセンタン(タイ語ではこうなるけど 本当はセントラルワールドプラザ、バンコクなら 伊勢丹が入ってるショッピングモールですね)で 本人にゆっくり選ばせないといじけちゃうしね。

 

まだまだ起きそうにないから ノートを部屋に戻して散歩でもしてこよう。