猛ダッシュをかけたおよそ1ヶ月。こちらは予定の作業を完工出来てきていたが 肝心の木工事を担当する方々が間に合わず先細りである。
事前に結果は把握できていたにもかかわらず それらに対応できず また対処せずにやってきた結果故に残念でならない。
しっかりと契約に工期が明記できていなかった事から遅れた現場に関して誰も責任のある行動が見受けられないことも残念な事である。
この年度末に竣工が重なることは例年通り。それだからこそ手を増やし落ち度のないよう昨年から心がけてきた。気の毒なのは応援で来ていた若い集である。思った以上に稼がせて上げることが出来なかった。せめてもの御礼に日々の手間賃を上乗せしてお支払いすることにした。来週末辺りで慰労を兼ねた食事会も考えている。
それにしても理解できないのが努力をしない、する姿勢を見せない方々である。人生で一度しかない買い物に敬意を払うことなく 高額な物件をお引き受けした責任感もなく 現場サイドでは請負の段取りの悪さを、請負側では現場サイドのやる気のなさを嘆く。
お客様第一主義でここまで来た僕には到底理解出来ない状況で 今後こういった方々とはなるべく距離をおいて 交わることなく事業に邁進したい。
先日のご紹介した特番「密着秋元康」でも触れているように言い訳をしない仕事を目指している。どんなに近づかないようにしていても いろいろな柵が僕が理解出来ない方々と仕事をしなければならなくなることが出てくる。当然 そんな方々の仕事ぶりは普段お付き合いをしている職人さんのそれとは程遠い仕上がりとなる。だからといってそれを言い訳にせず きっちり自分のスタイルを貫き 今できる最善の仕事を全うしたいとしみじみ思う。