ミナはかわいくて優しくて、とってもいいコだった。
だからそのミナが振られたのが、自分のことじゃないけど納得できなくて。
遊び半分で聞いていたけど、恋する乙女を応援する気持ちはあったから。
彼にメールを送った。
>こんにちわ。涼子です。リエからアド聞いたんだけど、ちょっと聞きたいことあってさ。
>あー涼子さん?聞きたいことって?
>まぁミナのことなんだけどね・・・
>聞いた?別に好きじゃないし、まぁかわいいけど、好きな人いるし
好きな人が別にいて、告白された女と一応付き合うかーってのよりはマシか、そう思うことにした。
思うだけにしておけばよかったのに。
いろいろメールが続いた。
今までクラス同じでも話すことなかったし、お互い興味本位というか、いろいろ世間話などをメールでしたんです。
それで、彼はノゾミのことが好きだと聞きました。
だけどノゾミは好きな人がいて、今いい感じ。
それを彼も知っている様子。
首つっこむだけ突っ込んで、どう対応しようか迷った自分が嫌になった。自分勝手もいいとこだよね。
彼はノゾミが好きとわかっていたけど、彼はノゾミが好きなんだけど、
最初に思った「女好きそう」というイメージ。
どんな女にでも「かわいい」とかそういう言葉が出てくる軽いひと。
自分もそういわれたとき、このひとは誰にでも言ってるんだと思ったけど、そう思う一方で言われたことを嬉しく思う自分もいました。
そういうやりとりもあったり、バカげた話をしたり、
私の中では、ともだちとして好き、という気持ちが大きくなっていってたんです。
それがいつからか、そうではない気持ちが出てくることになるのは、夏が終わり、秋が過ぎ、冬のことでした。
