ええっと、法定雇用率を満たしていない企業が障害者を雇用して、「銀の豆」からコーヒーを買って、雇用した障害者がそれを社内で販売する、ということですよね?
雇用した障害者のフォローは人事担当者が行い、そこに、ウイングルの「職場定着サポート」が約1ヵ月間と、オプションだけど「相談」もついてくる、と。
「障害者雇用と福利厚生と利益の3つを実現するモデル」だそうです。
「障害者雇用」はいいとして、「福祉厚生」?
「利益」?
正直、ふ~ん、って感じです。
東京にオフィスを持つ従業員規模201人~300人の事業所で、障害者雇用の経験のないところが対象とみた。
というのは、今年7月から納付金の対象となる事業所が従業員規模201人以上に引き下げられるから。
(納付金の額は平成27年6月までは不足1人につき月額4万円)
従業員201人~300人のある事象所が、納付金を 48万円×4~5名分=年間192~240万円を払うとして、それをただ払うんじゃなくて、障害者雇用の費用に振り向けようと人事担当者に思わせることができれば、最初はうまく行くかも。
ウイングルは仕事のできる「重度知的障害者」の判定をもらってる人を探してくれば、週の労働時間は20時間でいいから、その人の年間の給与は1人4時間×791円×20日×12カ月=76万円。
その4人分なら、年間約300万円ちょっと。
もちろん人を雇うには給与以外にもいろいろと経費がかかるけど、助成金を活用すれば、企業にとっては「アリ」な話かもね。
だって、「日本の人事部」にこんな相談が来るんだもんね
日本の人事部 匿名相談掲示板
http://jinjibu.jp/GuestBbsTop.php?act=dtl&pid=1109&th=B
「銀の豆」って神戸が本社かと思ってたけど、東京都荒川区東日暮里ってなってるね。
「本日焙煎珈琲」のほうは別会社なのかな。
ウイングルのプレスリリース
http://www.wingle.co.jp/?p=2683
「障害者雇用納付金制度」の一部改正のお知らせ(独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構)PDFです。
http://www.jeed.or.jp/disability/employer/download/revision.pdf