部屋から出たよ!
こんばんは。
今日と明日はさくらの面会日。さくらと会って来ました。
さくらの体調はどうなんだろう。今日も大学病院に行く前に神社にお参りしてきました。
病院について待合室に待つ事約10分・・・吉岡さんが出てきました。
研修医吉岡さん「では2階での面会になります。」
前回の事を考えるとそうなるだろうと感じていました。
おそらく栄養と薬の点滴の管がつながっているんだろう・・・。
吉岡さん「黄疸の数値はあまり変わりません。嘔吐も少しあります・・・。熱も少しありますので特別な部屋に入っています・・・。」
そうなんだ・・・。さくらはすごくがんばっているのになあ。
そしてさくらに面会です。
「さくら!」
「あっ!!」
しっぽふりふりで元気によろこんでます。「出して~!」
ガラス越しにさくらはまずきょとんとし、あ!と気付きしっぽをふりこちらに近づいてきます。
吉岡さん「やっぱり元気になりますね!」さくらは出してくれ!とこちらを見ます。
から出てもよくわかっていない感じ・・・「散歩行きたいな~」
色々な点滴の管をつけたまま外に出ます。
しっぽをふりふり・・・そして う~~ん!と伸びをします。いつも喜んでいるさくらの姿です。
妻とさくらをたくさんなでてあげました。
少したって先生が来ました。どうも手術後すぐ会いに来てくれた様です。
先生「いや~すいません。牛の手術をしていたので・・・」
「う・・・牛!?」
確かに先生は汗だくで大変そうでした。
先生「病理検査の結果が出ました。」
私と妻「・・・えっ!」早くて金曜日と話されていたので少し驚きました。
診断書を見せていただきました。
診断書のコピーをもらったのでその内容を書きたいと思います。
■病理組織学的診断書■
病理組織診断 肝臓:慢性胆管肝炎 chronic chorangiohepatitis
胆嚢:慢性胆嚢炎 chironic cholangitis
肝臓では小葉構造は不明瞭となっています。グリソン鞘には顕著な線維化と小胆管増床生が認められ、周囲に少数のリンパ球を主体とする炎症細胞の浸潤が認められます。肝臓実質には茶褐色の組織を含むマクロファージの顕著な集簇が起こっています。
胆嚢では粘膜は過形成傾向を示しており、嚢胞形成と粘液の貯留が起こっています。粘膜下に多数のリンパ球の浸潤が認められます。一部では胆嚢壁の壊死も起こっています。
検索した肝臓には、慢性的な胆管肝炎が認められます。小葉間には顕著な胆管増生や結合組織の増生が起こっており、慢性の胆汁のうっ滞により引き起こされた病変と考えられます。
胆嚢では慢性の胆嚢炎が起こっており、一部では出血や壊死も起こっています。胆嚢粘液嚢腫の前駆病変と考えられます。
※誤字脱字があったらすいません。
先生は私たちにわかりやすい様に話してくれました。
さくらは胆嚢炎と胆管炎であった事。胆嚢は少し繊維化して既に一部硬くなっていた事。一部出血と壊死(既に死んでいる部分)があった事。そのままであれば亀裂や破裂していたかもしれなかった事。
今までまではっきりとわからなかったさくらの病気が病理検査でわかってきました。
先生「悪い所がわかりましたのでこれからはステロイド剤を使う事を考えています。これを続けて自分でごはんが食べられるようにしていきましょう。」
他にも熱は術後なのであまり心配しなくて良い事、吐いてしまうのは胆嚢摘出で十二指腸洗浄をして絶食中であり点滴をしている事での嘔吐であり、前例もありこれもあまり心配しなくて良い事でした。黄疸の数値はこれから少なくなってくるのでは。輸血をした際に古い血液から黄疸が出始めるので数値が少し上がるとも話してくれました。
さくらにやっと・・・少しだけ明るいきざしが見えてきました。
私と妻「よかったね・・・さくら・・・」
さくらを見るとまた何かするのではないかと思って少しおびえしっぽがさがります。なんもしないよ。
先生と吉岡さんに挨拶をしてさくらと今日はお別れをしました。
帰りの車の中少し安心をしたと同時に本当にギリギリだったんだなと考えました。
さくらの体調が悪くなり通院していた病院へ5/25日(火)に駆け込んだ事。倒れてしまった事。
病院の先生が大学病院に連絡をしてくれて5/26日(水)か6/3日(木)と言われその選択で5/26日(水)を選んだ事。
検査をしても原因がわからずリスクの高い手術を選んだ事。
手術を6/3日(木)か6/9日(水)と言われ6/3日(木)を選んだ事。
全てが不正解のある選択であった事。そして時間の猶予は全く無かった事。
でも全て偶然ではありませんでした。妻や妹、先生や吉岡さん、獣医さん。輸血など色々な力を貸してくれた他の犬達。
色々な助言をしてくれた皆様。今は亡き父さんと母さん。神様。
全ての人達が教えてくれました。本当にありがとうございます。
まだ決して油断は出来ませんが・・・少しほっとしました。
さくら!あとちょっとで家に帰って来れるかもしれないね!そうしたらすぐ散歩に行こうね!
つづく

「もう写真はいいよ!」