酸素解離曲線 | アクセサリーやアロマや日常のはなし

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生物基礎の「体内環境の調節」という分野で、酸素解離曲線は苦手とする生徒が多いようです。

グラフの読み取りなので、複数の問題を通して慣れることが肝要です。

酸素解離曲線に関わるパラメーターは、「酸素濃度」「酸素ヘモグロビンの割合」「二酸化炭素濃度」の3つです。

縦軸は「酸素ヘモグロビンの割合」、横軸は「酸素濃度」、「二酸化炭素濃度」は”高い方”と”低い方”の二種類の曲線で表します。

肺では、酸素を供給する最初の器官なので、「酸素濃度100」、「酸素ヘモグロビン95%程度」、「二酸化炭素濃度低い方」の点となります。

酸素ヘモグロビンが100%ではなく95%なのは、5%程度酸素があるにも関わらず結合しないヘモグロビンが存在するからです。

 

組織は、酸素ヘモグロビン(赤血球内)と出合った細胞から順に、細胞は酸素を受け取ります。酸素ヘモグロビン→ヘモグロビン+酸素の変化を「解離」といいます。

酸素を受け取った細胞は、呼吸を行いATPを生成します。その後、老廃物である二酸化炭素が発生し、ヘモグロビンが牽引するような形で二酸化炭素を肺に運搬します。

このように組織では、酸素を消費し二酸化炭素を発生させるので、「酸素濃度30程度」、「酸素ヘモグロビンの割合30%程度」(グラフ次第)、「二酸化炭素濃度高い方」の点になります。

 

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