「ネバーランド」Finding Neverland
「ピーター・パン」の物語は悲しみを乗り越えるために生まれた--たくさんの透き通った涙を夢と希望に変えて公式サイト(日本):http://www.neverland-movie.jp/
公式サイト(英語):http://www.miramax.com/findingneverland/
2つのサイトを見比べてみると分かりますが、日本と英米のサイトのつくりがかなり違いますね。
ジョニー・デップとケイト・ウィンスレット、そして空を飛ぶ子供達(「ピータ・パン」の1シーン)をメインに出したのが、海外。バックは白。
同じジョニー・デップでも、メインとなる三男坊のピーターとのツーショット(ラストシーンの)をメインにしているのが日本。バックは緑。
日本版公式サイトトップページにはケイト・ウィンスレットは影も形も(^^;
で、観ました。「Finding NeverLand:ネバーランド」
前評判がかなり良かったし、オスカーオスカーとうるさいので(この時期はどの作品もそういうコピーが付くのはお約束ですが)、どんなもんかなぁ~と期待度70%くらいで。
はい。泣けました(TOT)
「パイレーツ オブ カリビアン」の酔拳&金歯から黒髪&短髪なんてまたえらい離れたキャラクター。と思ってましたが、案外(って言ったら失礼かな?)変じゃなかったです。
alexは中盤くらいから目がウルウルしたような気がします。まずはやっぱりあのピーターでしょう。他の兄弟が転げまわって遊んでいるのに、独り冷めてて現実的で妙な落ち着きがある。周りと距離を思いっきり置いている。
釣りに行く約束をしたのに、約束をした翌朝儚くなってしまった父親。
多分ピーターは父親の病気の深刻さを知らず、「すぐに元気になって、一緒に釣りに行ける」という言葉にとても喜んだのでしょうね。釣りの準備を始めたのに、その成立からほとんど時間を置かずに破られた約束。永遠に履行されない約束。
父親が死んでしまったことプラス、大人は自分に嘘をついていた。悲しみとそれに勝るとも劣らない怒り、しかもやり場のない。
キャッチコピーにあるとおり、ピーターの涙は透き通っている、という表現がぴったりの涙でした。
それと、長男。祖母のこと、嫌いじゃないんでしょうね。母親と対立するし口やかましいし、自分達とバリを遠ざけようとするし、祖母のバリに対する態度は決して快いものではないけれど。
「祖母は彼女(母)をこれ以上傷つけたくないんだよ」
非難するのではなく、誰をも傷つけないように言葉を選んだ長男。
そう、だからその言葉を持って、それを最後にして長男は「大人」になった。
男の子から男になる瞬間、バリはかつての自分を長男の中に見ていたのかもしれませんね。
自分の世界に閉じこもれる弟くんはいいけれど、お兄ちゃんはしっかりするしかない。弟達と、母親を守る為に。
現実と夢の世界が境目なくいきなり始まることで最初はちょっと戸惑いましたが、そのうち慣れました。特にクライマックスのあたりで、自宅で上演したピーターパンのシーンは違和感なく、ウルウルしながらalexも思わず微笑んでいました。
バリの妻。彼女はただバリの名声とそこから想像される華やかな世界を夢見て結婚したんでしょうね。本当のバリを知らずに結婚してしまい、自分を見てくれない淋しさに打ちひしがれることになってしまって。彼女がシルヴィアのようにバリと共に空想の世界を創り、楽しめるような人物であれば悲しみは減ったでしょうに。でも、「初日は外さない」あたり、それでもきっと彼女はバリを好きで、バリも彼女への多少の想いはあったのではないかと、勝手に思います(苦笑)
そーそ。ピーター・パンを演じていたのは、ケリー・マクドナルドでしたね。「ゴスフォード・パーク」で使用人メアリ、「トレイン・スポッティング」でレントンの彼女を演じていた女優さん。目力なのか、なんかちょっとしたオーラを感じるalexでした。
う~ん。どうせそのうち特典いっぱいつけてDVDが出るんでしょうねぇ。
なかなか良かったから、さっさとUK/US版を買おうかとも思うのですが・・
英米では3月に発売されることですし。またお手ごろ価格だし(~~;
英国版DVD(2005/03/14発売予定)のジャケット写真は最上部にある写真と同じです。
米国版DVD(Widescreen Edition)(2005/03/22発売予定)はまだ写真が出てな~い。
でも、最近は日本版もお手ごろ価格になってきたから・・金欠なのでもうDVDは日本版の発売をもうちょっと待つことにしませう♪
こちらにも参加してます。(映画&英国俳優)
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