「LOTR- The Return of the King」SEE DVD鑑賞
UK版:The Lord of the Rings: The Return of the King (Extended Edition) [2004] (PALの為、NTSCのTVでは再生不可)
US版:The Lord of the Rings - The Return of the King (Platinum Series Special Extended Edition) (2004)
(リージョンコード1。日本国内用DVDでは再生不可)
かの有名な3部作「The Lord of the Rings」の第3章、「The Return of the King」SEE(スペシャルエクステンディッドエディション)DVDを一足早く海外版で鑑賞しました。
特典映像はともかく、本編は字幕もあるので鑑賞には問題なく。
まぁ、「Fellowship of the Ring」を初めて観た時は「おぉぉぉ~~」と感動したものですが、まずあの字幕のひどさに幻滅し、また徐々に原作を離れた監督の解釈作品になって行ってしまったので当初の興奮はすぐに冷めてしまいました。と言っても全部劇場で観ていますが(^^;
まずはTROTK(The Return of the Kingの頭文字並べた略語です)の感想から。(ネタバレしてます)
う~~ん。詰め込みすぎ?
TTT(The Two Towers:二つの塔)がシェロブの前で終わってしまったので3部目にそれを詰め込んでその他のシーンが割愛されるのはどーしーよーもないのでしょうけれど、「王の帰還」と銘打ちながら、「王」についての描写がないのはなんなんでしょうねぇ。
長らく失われていた「王」。
執政家も、ゴンドールの民も、自分達を放り出して長らく失われていた「王」を待ち望みつつも、「俺が王だよ~ん。正当なイシルドゥアの末裔さ♪ほら、指輪も剣も持ってるよ!」とやって来られても諸手あげて歓迎は出来ないはずなんですよね。
モルドールを目の前に、敵と闘い必死こいてゴンドールを守ってきた執政家。いつまでも現れない王を待ち疲れた民。
彼らに自分が「王」であることを納得の行く形できちんと示す必要がアラゴルンにはあり、原作では彼はまさしく「王」でしか出来ないことをやって、ゴンドールの民に自分が「王」であることを示しています。
それが、SEE(スペシャルエクステンディッドエディション)の中では・・・ほんの十数秒?しか出てこない。それも原作を読んでいない人だったら何をしているのか(というより、彼の行動の持つ意味)を理解できないだろうな~というような場面。言葉での説明が一切ないから余計ですかね。
VFXでごまかしがきかない部分が出てるような気もします。
SEEを観てよかった、と思えたのは、ファラミアでしょうか。
David Wenham(←ちなみに、Family Nameの正確な発音はウェナムだと思う。ウェンハムはどーやったってローマ字読みだろ。オーストラリアのDVDでは、「ミスター.ウェナム」って言われてるし。hを発音するなら、ベッカムもベックハムになるぢゃんよ)の瞳がもう哀しくて切なくて。
「MY SON」とつぶやく父デネソール。ファラミアを向いていても、その瞳はファラミアを捕らえておらず、その隣の虚空に。デネソールの呼びかけに笑顔で応じるのは、亡きボロミア。
自分を「息子よ」と呼ばない父。
兄だけを寵愛し続けていた父。
兄の死に悲嘆に暮れる父。
「お前ではなくて、ボロミアが行くのだ」とファラミアの申し出を無視して敢えてボロミアを指輪への旅へ行かせたくせに、「兄ではなく、私が行っていれば良かったとお思いなのでしょう?」と問うファラミアに「そうだ」と答えた父。
虫の息ながらまだ生命のあるファラミアに油を注ぎ、火を放とうとした父。(デネソール本人も油を浴びていましたけれど)
ファラミアは、最後には心を失くした(?)デネソールに何を思ったのでしょう。
細く開けられたあの瞳が何を思ったのか・・・
デネソールが発狂(?)したトリガーが、瀕死のファラミアだったのか、alexはちょっと汲み取りきれずに悩んでいます。
う~~ん。愛情と憎しみは背中合わせで、ファラミアへの愛情があったのか?
それとも、穿った見方をすれば、ファラミアが死ぬことによって執政家の血が途絶えること、自分の存在した証を残せなくなることがイヤだったんじゃないか?とも思えたり。
ま、原作を読む限りではデネソールはファラミアが持つ力を怖れていたのでは?とも思えます。愛息ボロミアには備わっていないgift。民を率いていくのに必要かもしれない能力。
しかし・・・映画でのあの死に方はなかろうよ・・・PJ。
誇張しにゃぁならんというか、その方が効果が高いのは分からなくはないけれど、やっぱり原作を歪め過ぎだと思います。デネソールは単純なただの悪人じゃないでしょぉ。
映画しか観てない人には、デネソールがファラミアに冷たい狂人だと思われておわりじゃないですか(~~;
と、長くなったので一旦ここで。
特典映像の日本語字幕は欲しいけど、どーせ特典をしらみつぶしに観ることはないだろーし(Davidのインタは観る!)、日本版SEE_DVDの予約、キャンセルしようかなぁ~。
なんつっても、値段が高いし!
日本版の定価は福沢さんお一人様プラスアルファ。
割引が入っても20%どまり。
米国版の定価は39.99$ 日本円に換算すると、日本版の約半額?!さらに、米Amazonの割引率は40%。 こいつを日本円に換算すると、$1=¥102として¥2500ほど。海外郵便の送料を入れても日本で買う映画DVD1枚分のお値段。
英国版は米国よりはちょっと高い(^^;
定価L35.99。日本円に換算すると日本版20%offのお値段くらいかな?
でも、もちこんここも割引率は36%。ってことで日本円換算すると、L1=¥190として¥4400 ほど。つまり、日本版の半額以下。
そりゃねぇ、パスポート発行したりプレゼントキャンペーン打ったり、日本独自のサービスしてるし、特典入れて4枚分の日本語字幕をつけるのにコストがかかるのは分かる。でもだからって、海外版の2倍以上の値段つけるのはどーよ?!
プレゼントもキャンペーンもいらんから値段安くしてくれよ。
その方が買う人増えるんじゃないのかねぇ....(ってのはマーケティング上成り立たないのだらうか--;)
わたしゃ、送料入れても日本版の半額程度なら、英米版でじゅーぶんさ。
UK版:The Lord of the Rings: The Return of the King (Extended Edition) [2004] (PALの為、NTSCのTVでは再生不可)
US版:The Lord of the Rings - The Return of the King (Platinum Series Special Extended Edition) (2004) (リージョンコード1。日本国内用DVDでは再生不可)
日本版:

タイトル: ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション
どーよ、この価格の差は。(--;