この仕事って好きじゃないとできないかと思います。

私は上場企業複数からのオファーと公務員に内定していましたが、3月末に辞退しました。大変でした。ときどき、あのときに「〇●だったらどうなっただろう」と考えますけど。

結局、新卒で塾の専任になって医学部の再受験を30前までしていました。職場は年長のベテランばかりで今まで学生講師とか家庭教師とか自分で事務所を構えて塾をしていたのですが、到底かなわない先輩たちでした。追いつきたくて必死でした。休日は書店の学参コーナーに通い、常にキャリアアップでした。講師の定着率が高い塾でした。

あるときに塾の社長から「クリニックと介護事業をはじめる」という話がありました。大学での福祉専攻という屁のようなプライドが出てきて「異動」を申し出ました。介護保険の導入前です。行政の実施する説明会にも参加して「臨戦態勢」でした。しかし、社長とは方針があわずに会社を去ることとなりました。

 

このことから、さらに大学での福祉専攻という屁のようなプライドが増してきました。そして大手介護会社のセンター長や施設のソーシャルワーカー、そして、医療機関のソーシャルワーカーになりました。前職が塾講師とかあまりいないのでいろいろ相談を受けました。結局、お勉強の世界から離れることができずに結局、塾に戻りました。

教材捜し、授業、月謝の請求、親御さんとの対応、新規営業、ブログの管理、クレーム対応、進路指導、高校周り・・・。毎日は充実しています。勤め人にとき疲れていましたが、毎日楽しいので疲れ方が違います。

 

ちょっとだけコンサルタントとして医療機関と関わりソーシャルワーカーのお手伝いもしています。

今は好きな仕事ができて幸せな毎日です。