過去問

今回の試験対策の国語は過去問をもとに問題を作成した。大体15回分くらいの分量で作った。


「過去問はドリルだ」と言いながら時間制限中でどんどん解かせてみた。

大体、類似した問題である。

過去問題にいたるまでに当塾では、

①教科書の理解
②学校ワークの完遂
③塾のワークの完遂
④過去問
⑤学校のワーク、学校のプリント

というようにしている。

国語は同じ問題に慣れるようになってしまうが、他教科は実力がつく。

ある中学校が理科で毎回「おまもりプリント」というテスト対策のプリントを作成していた。大体、平均は90近くなる「お守りプリント」だった。

しかし、これには穴があった。

確実に高得点が取れるので自信にもなる。

しかし、その「自信」が過信となって「理科が得意」と錯覚を起こす。

問題と答えだけを暗記して高得点が取れるので実力になっていないのだ。

中3で模擬試験をすれば一目瞭然だった。

模試は県内平均点より少しだけ上。

全く実力がついていないのだ。

そこで塾として力がつくかたちで授業を実施した。

定期試験では成績は良くても、それが実力が伴っていないことがよくある。

これは学校や塾の対応で決まるのだ。