いろいろな塾のサイトを見ているといろいろ学ぶこともある。

 

ここで塾の方針というかスタンスが見えることがある。

例えば塾の歴史で「〇〇高校〇名合格を達成」ということを謳っている塾は、実績重視。

 

この実績が塾の成長の証であるとしているのだろう。

 

こんなこともある。

 

「〇〇年生徒数100名達成」

 

「〇〇年生徒数ナンバー1」

 

といったもの。

 

これは実績よりも生徒数。

 

ある意味で営業的な論理からくるものであろう。

 

「今月の目標〇〇名入塾、売り上げ〇〇〇〇万円達成」

 

という感じである。

 

これは生徒を頭数としかみていない証ともいえる。

 

塾の拡大は人数も大事だが、その集まった生徒の進路や将来をどうするかである。

 

生徒さん一人ひとりの人生を請け負っているといっても過言ではない。

 

こういったところで生徒数を全面に上げる「塾の歩み」か「合格実績」を全面に出す「塾の歩み」を出すことで塾の方針が見えてくるのだ。

 


多磨高等予備校のサイトを参考にすると生徒数よりも実績を全面に出していることがよくわかる。

 

以下は引用。

私たち『多磨ヨビ』はこの①②③にこだわり続けます。

『多磨高等予備校』(通称:多磨ヨビ)は、多摩センターにある小さな大学受験予備校です。しかし、小さいからこそ、あなたの顔が分かります。あなたの名前を覚えます。あなたの学力もきちんと分かるのです。
 

私はかつて、北は東北から、南は九州まで、全国の複数の有名な予備校で教えていました。大人数教室でのマイク授業でした。
授業中、150人教室の後ろのほうで一生懸命私の授業を聞いている生徒。「今の説明が理解できなくて困っているな」私にはそれがわかります。でも、マイク越しで20メートル以上離れていては、何もできません。
 

ある予備校では、生徒が講師に質問したい場合は、所定の用紙に質問事項を記入してから初めて講師と話すことができるシステムで、その質問も〝立って行う〟のが原則でした。「質問時間が長くなりすぎるといけない」というわけです。別の予備校では、講師が質問に答えるのは、次の出勤日即ち一週間後です。私は時間に追われ、質問に充分答えきれないまま、空港や新幹線の駅に向かわざるを得ませんでした。
こんなこともありました。移動の途中、駅や宿泊先のホテル前の道端で生徒とおぼしき若者があいさつをしてくれます。でも、それが私にはとても空しかったのです。なぜなら、あいさつしてくれた生徒の、名前も顔もわからないのですから。
 

三つとも、空しい思い出です。
 

「もうこんな思いは嫌だ」「学力は教える講師と学ぶ生徒の感情の総量によって決まるんだ!!」「そうだ、生徒の息遣いをずっと感じられる少人数ライブ授業の予備校を作ろう!」
 

平成10年、多磨高等予備校は、こうして出発しました。

①社会人プロ講師陣の親身な指導

少人数の予備校にこだわったので、「社会人プロ講師には来てもらえないかもしれない。もし、そうなら、潔く予備校をたたもう」そう覚悟を決めました。


しかし結果は「わかった。小村さん、やろうじゃないか」。
 

驚いたことに、駿台の講師が、河合塾の講師が、代ゼミの講師が・・・皆、本当に安い給料で力を貸してくれたのです。
 

彼らもまた、生徒との心の交流に飢えていました。これこそが、本校の「親身な指導」の原点です。
 

初年度は生徒も少なく、成果も出ませんでした。「みんな、あんなに頑張ったのに。無名予備校の限界か…」体全体の力がガクッと抜けていきました。
 

しかし、二年目の成果には目を見張りました。四人しかいなかった理系の浪人生は、それぞれ名古屋大、都立大、昭和薬科大、東洋大に合格。浪人文系、現役も合わせれば、早慶、都立大、MARCHと続々と難関大合格を達成しました。
それ以降も、同様です。生徒と講師が互いに心を通わせられる授業の威力に、私自身もアッと驚きました。

②あなたの疑問に即対応、 教える私もフルパワー

ビデオなしマイクなし、 クラス定員10名台
真剣勝負の少人数ライブ授業
今、私たちの毎日は充実しています。
私たちの授業を、目の前の生徒がどんどん理解しどんどん吸収するのが分かるのです。もちろん理解できなくて困っている生徒の様子もすぐ分かります。
 

私たちは、そんな生徒やその疑問点に、授業内外を通じて心を込めて向き合うことができます。個別面談も、じっくりと行うことができます。そして、この面談の成果を授業の中に毎回毎回生かしていくこともできるのです。
 

そういう雰囲気の中、生徒の学力は、本人もビックリするほど伸びていきます。

③365日使える年中無休の自習室

大手予備校講師の時、他にも納得のできないことがありました。
 

自習室が満席で入口付近で待たされることがあるのみならず、生徒にとって〝ここぞ〟という大切な時に自習室が使えなかったのです。電気代節約のためか、日祝はもちろん、平日の夕方でさえ閉館されたこともありました。
 

そんな経験から、私たちは約束します。本校は、自習室を365日、朝9時から夜10時まで開放します。あなたへの約束は100%守ります。
本校は、本館並びの「2号館自習室」(24席)と、多摩センター駅東口1分の「駅前自習室」(24席)という、二種類の自習室を用意しています。
自習室利用の待ち時間は常に0分。「あなたの勉強部屋」として、どうぞ存分に利用して下さい。自習室利用のために列をなして並ぶ必要はありません。

 

施設の豪華さ・生徒数では、大手予備校には、勝てません。
 

けれども、私たちは、今日もこの場で次の3つをお約束します。

 

①授業を担当する社会人プロ講師による親身な指導②ビデオなし、マイクなし、真剣勝負の少人数ライブ授業③朝9時から夜10時まで使える、365日年中無休の自習室

 

− この基本方針を、あなたの第一志望大合格のために堅持します。