一昨日、沖縄県立高校の二次募集の発表があった。
相談を受けていた複数の生徒さんは合格した。
教えていない生徒ではあるが、なぜか安心がある。
今年は入試が混迷していたことやブログで後期入試のことを書いていたのでいろいろと相談があった。
ここでわかったのは大手個別指導塾のやり方である。
10月過ぎごろか、このブログで「県立高校入試の範囲が短くなるので沖縄県立高校入試が難化する」といって生徒や父兄を不安にさせて勧誘をしている大手個別指導塾の塾長の話を書いた。
この塾長には事実確認をしたうえで抗議をした。
この続報があった。
直前期にこの個別指導塾に入塾して相談をした段階でたくさんの授業を取ることにされて前払いで多く払わされた。
さらに県立入試合格発表後に電話の一本もしてこなかった。
というので。
こういったケースは数年に一軒の相談を受けるが今年もあった。
しかし、さんざんの費用をかけさせて不合格になったら「はいっ、それまでよ」はないだろう。
塾は生徒が不合格になった時にどうアドバイスや寄り添うかに価値見るべきだ。
合格した生徒を労うのも大事だ。
しかし、合格した生徒は先が見えている。
不合格となった生徒は先が決まっていないのだ。
それゆえに親身になって相談を受けて先々のアドバイスをすべきである。
さらに発表後に連絡をしないのも最悪だろう。
当塾では毎年、発表の当日、午前中に連絡がない場合は社長がLINEで連絡をする。
さらに電話をかける。
そこで正午には体制が判明している。
もしも、残念な場合は即座に塾に来ていただき私立にするか?県立2次募集にするか?併願をするならどうするか?といったことを本人と親御さんと一緒に話し合う。
また、入試得点から県立2次募集の合格可能性も判断する。
そこで私立を志望する場合は前日まで対策を実施する。
さらに、県立2次募集の面接対策も実施する。
以前は「後期入試対策」を実施していたが、この流れで実施していた。
塾内生は不合格は塾の責任というスタンスから無料で実施する。
大手個人指導塾は宣伝力、ブランド性から信頼性は高い。
しかし、それは作られたものであり、実際の信頼とは違う。
この「ブランド性」に乗ってこういった生徒さんを金ずるにした上に合否確認もせずに先々の方針を立てることもしないのはいかがなものだろうか。
こんなことを思う今年の入試だった。