今回の合宿は非常に充実したものだった。

 

1,2期とも目標学習時間である23時間を大幅に上回り30時間も勉強をした生徒さんが多くいた。

 

特に数学のB先生が朝方まで質問に答えたり、問題(すべて手作りで手書き)を出したりしてくれた。

 

中3の生徒さんからは、1,2年の穴が全部埋まった。「さらに先に進もう」と積極的な思考になっていた。

 

今回の合宿

 

第1期は、小学生は「算数強化」というテーマを追求し。中3生は「英語」「数学」の充実というテーマで取り組んだ。ヘルプで他塾の塾長の強力も得て英語の県入試形式、リスニング、開邦志望者には付加問題の導入という奥深い内容だった。

 

第2期は中1~3年生まで対象だったが、ここでも「数学」「社会」の強化がテーマだった。中1は世界地理、中2は日本地理、中3は近現代史、公民全範囲ということで1日の大半を社会に当て、残った時間は当該学年の数学(既習範囲も含む)をクリアーするというものだった。さらに深夜には自作の単語集で中学全範囲の単語を扱うということもおこなった。

 

今回の合宿で今までと大きな違いは自作教材の比率が非常に高く、夏期講習用の教材は演習用の問題集となり、メインは自作教材を作成・使用した。B先生は手書きで各学年の問題を入試問題から抜粋したり、自作問題を作成したりと非常に込んだ内容だった。私も中1,2生に「世界地理」「日本地理」の全範囲を扱った自作教材を作成した。それを知った中3が「私にもください!」と何人もが言いにきた。そこで「地理全範囲」のテキストを編纂して、昨年の直前期に作った「沖縄の問題対策」「歴史ごろあわせ」も合わせて扱うようにした。

 

このように合宿は、得ばかりである。

 

ある新しく入塾してくれた生徒さんが合宿中に

 

「この合宿が一石五鳥だ!」

 

と声を上げた。

 

つまり、


勉強、ボランティア、自然、うまい飯、運動

 

あと、安価(夏期講習参加者15,000円、定価18000円。決して少年自然の家のような公共施設ではない。生徒さんに勉強に集中してもらえるように掃除もゴミ出しもしてくれるペンション)

 

と。

 

これは合宿の内容を凝縮したものかもしれない。

 

休憩時間は男子はサッカーに興じ。

 

夜は星を見て感動する。

 

厳選された安全でおいしい食材で塾長自らが料理をして生徒さんに提供をする。


写真は玉ねぎの水分だけしか水を使わないブタドン(がなは畜産県産品)

がなは畜産の県産豚ミンチで作ったミートソース。

残った食材で作ったスープスパゲッティー

 


海掃除のボランティアをして沖縄の自然保護に貢献する。

 

勉強以外にも得るものが多い。

 

これは究極のメリットがある。

 

生徒さんや親御さんにも喜ばれる合宿である。

 

当塾の理念の凝縮でもある。