長野県人は県外に出たがる。
信大(信州大)の地元占有率は20%程度
私が高校3年の夏。信大医学部にロックオンして受験勉強をしていた。
岡谷の祖母の家に寝泊りをしていた。掃除にきているおばさんがいた。フレンドリーで陽気な方だった。「ジャスコで会いましょう~♪」とか歌いながら掃除をしていた。
そのおばさんには東京の大学に通っている娘さんがいるという。
「兄さんは信大志望なの?うちの娘は都内の大学に通っているのよ」
都内の大学とは大東亜帝国の1大学だった。
娘さんの自慢が凄かった。そのときはわからなかったが身近な母の兄弟を考えると見えることがあった。
信州では信大に進学するよりも首都圏や中京地区に進学する高校生が多い。確かに母も高校時代から音大、叔父も駿台から早稲田、叔父2は高校から専大、叔母は都立青山高校から津田英語会で古賀正男先生の弟子で「岡谷の美空ひばり」?という異名を持つ歌手になった。
祖母が亡くなる前の冬に手紙をもらった。一行箋に
「信大に入れなかったら恥になります。」
とあった。信大の医学部は当時偏差値67。「『恥』ってなんだ?」と思った。
信州人は地元大学よりも首都圏や中京を好む傾向は今でも同じだろう。どんどん外に出る。外に出ると活躍するチャンスも増える。さまざまな出会いがあるからだ。
沖縄は逆である。
沖縄の高校生ももうちょっと外に出るようになってほしいな。そうしたら今の閉塞感が少し変わる。
だからがんばっている。