今日は恩師と話をする機会があった。恩師の息子さんのことである。
琉大医学部を目指して浪人をしていることは知っていた。今年の結果に関して聞いた。センターは約85%以上。前期は琉大、後期は内地のある大学だった。この大学は現役優先で有名な医学部であり、内地の大手や医学部予備校の関係者ならみんなが口をそろえて「浪人不利」という大学である。また、インターネットで検索しても「浪人不利」ということは簡単に調べられる。
私は「何であの大学に出したのですか?」というと、「塾長が『琉大の後期日程は開邦とかの優秀な学生が多く受験するから避けたほうがいい。偏差値的に琉大と同じ位なのでいい』」と勧められたそうだ。私はこの大学の事実を話した。ある浪人の受験生が面接官に「この部屋の何かを英語で言ってみてください」と聞かれた。突飛な質問に呆気にとられた受験生がこたえられないと「浪人したのにこんなのもわからないの」と罵倒されたり、学士入学をいち早く取り入れたが、実際は旧帝大理系の大学院修了者や私立は早慶レベルの大学の卒業生しか合格できないどころか30歳以上の合格者が学士入学であっても皆無ということなどを伝えた。
私なら後期も琉大を勧めただろう。浪人を多くしているが、琉大は4浪以上や50代で入学した学生もいる。つまり、「浪人不利」はない。その上、国公立医学部の後期日程は前期に合格した受験生はまずは来ない。そのためできる受験生は前期でケリをつける。後期は二段階選抜にかからないことが条件になるが前期日程よりも倍率が下がる。琉大の場合は、学科試験がないためセンターで逃げ切りができる。よって入りやすくなる。塾長がいった「開邦云々」であっても、開邦生や卒業生でできる生徒は前期日程で合格しているはずである。なので恐れずに初志貫徹をしていれば合格していた可能性が高かった。
このことを聞いて恩師もびっくりしていた。私はすぐに医学部浪人の情報を自分で作成して、昼にお渡しした。近々、息子さんと当塾に来て医学部受験の話をもっと聞きたいという。
私はしっくりしなかった。この塾長が情報を持っていればこういった浪人の積み重ねをして本人の精神的負担や家族の経済的・精神的負担を軽減できただろう。また、二度とない20代の1年間を浪人生活で費やすことがなかっただろう。受かっていれば履修要覧を小脇に抱えて琉大千原キャンパスと医学部のある上原キャンパスを往復していただろう。そう思うとなぜか自分のように思えて悔しかった。
塾は確実な情報収集をなさないといけない。これは受験生への責任でもある。情報不足でこういった犠牲がでないようにしなくてはいけない。現代は情報戦の時代である。いかに情報を入手して、いかに活用していくかである。正しい情報に基づく受験指導をしないことは生徒への責任放棄である。
沖縄の塾、特に大学受験を扱う塾での情報収集への怠慢にいる情報不足が目に余ると感じるのは私だけだろうか。
琉大医学部を目指して浪人をしていることは知っていた。今年の結果に関して聞いた。センターは約85%以上。前期は琉大、後期は内地のある大学だった。この大学は現役優先で有名な医学部であり、内地の大手や医学部予備校の関係者ならみんなが口をそろえて「浪人不利」という大学である。また、インターネットで検索しても「浪人不利」ということは簡単に調べられる。
私は「何であの大学に出したのですか?」というと、「塾長が『琉大の後期日程は開邦とかの優秀な学生が多く受験するから避けたほうがいい。偏差値的に琉大と同じ位なのでいい』」と勧められたそうだ。私はこの大学の事実を話した。ある浪人の受験生が面接官に「この部屋の何かを英語で言ってみてください」と聞かれた。突飛な質問に呆気にとられた受験生がこたえられないと「浪人したのにこんなのもわからないの」と罵倒されたり、学士入学をいち早く取り入れたが、実際は旧帝大理系の大学院修了者や私立は早慶レベルの大学の卒業生しか合格できないどころか30歳以上の合格者が学士入学であっても皆無ということなどを伝えた。
私なら後期も琉大を勧めただろう。浪人を多くしているが、琉大は4浪以上や50代で入学した学生もいる。つまり、「浪人不利」はない。その上、国公立医学部の後期日程は前期に合格した受験生はまずは来ない。そのためできる受験生は前期でケリをつける。後期は二段階選抜にかからないことが条件になるが前期日程よりも倍率が下がる。琉大の場合は、学科試験がないためセンターで逃げ切りができる。よって入りやすくなる。塾長がいった「開邦云々」であっても、開邦生や卒業生でできる生徒は前期日程で合格しているはずである。なので恐れずに初志貫徹をしていれば合格していた可能性が高かった。
このことを聞いて恩師もびっくりしていた。私はすぐに医学部浪人の情報を自分で作成して、昼にお渡しした。近々、息子さんと当塾に来て医学部受験の話をもっと聞きたいという。
私はしっくりしなかった。この塾長が情報を持っていればこういった浪人の積み重ねをして本人の精神的負担や家族の経済的・精神的負担を軽減できただろう。また、二度とない20代の1年間を浪人生活で費やすことがなかっただろう。受かっていれば履修要覧を小脇に抱えて琉大千原キャンパスと医学部のある上原キャンパスを往復していただろう。そう思うとなぜか自分のように思えて悔しかった。
塾は確実な情報収集をなさないといけない。これは受験生への責任でもある。情報不足でこういった犠牲がでないようにしなくてはいけない。現代は情報戦の時代である。いかに情報を入手して、いかに活用していくかである。正しい情報に基づく受験指導をしないことは生徒への責任放棄である。
沖縄の塾、特に大学受験を扱う塾での情報収集への怠慢にいる情報不足が目に余ると感じるのは私だけだろうか。