先日のメインのブログで書いた内容の延長である。

 先日、卒業生の父兄からメールが届いた。以前にお願いした開邦高校の指定校推薦のリストである。

 昨日、親御さんと意見交換をしたが思ったよりも少なく、学部の幅が狭い。医歯薬学部に至ってはどこもない。

 すでに開校して20年以上であるのに指定校推薦の枠が少ない。

 首都圏では第二次ベビーブームのさなかで多くの新設校ができた。また、少子化になり、多くの高校が生き残りをかけて共学化、中高一貫化、推薦制度による優秀な選手を集めてのスポーツクラス強化、進学重視特化というような涙ぐましい努力をしている。

 渋谷教育学園渋谷高校という高校がある。以前の渋女こと渋谷女子高校が改組して中高一貫制である。前にメインブログで「この2校は全く別です」というようなコメントをもらった。しかし、学校法人渋谷教育学園であり、私の姉(渋女OG)時代の恩師も現職であることから「別」とはいいきれない。その改組前は大学進学は付属の短大をはじめとした短大中心の実績だった。そして改組をして大きく学校の体制も変わった。それが進学実績に大きく現れたのだ。

( )内数は過卒生。
東京大学 15名(6名)
早稲田大学 109名(29名)
慶応義塾大学 73名(19名)
上智大学 30名(13名)
東京理科大学 46名(18名)
国際基督教大学 6名(1名)
明治大学 61名(14名)
青山学院大学 19名(7名)
立教大学 37名(10名)
中央大学 42名(18名)
法政大学 23名(4名)
学習院大学 13名(7名)

 平成8年に改組してすでに10年以上が過ぎた。すでにこのような実績が実になっている。

 ここまでの実績が上がれば指定校推薦も多くの大学から来るだろう。実績から見て指定校推薦よりも一般入試での実績がメインであろう。指定校推薦は初めに一般入試の実績ありきでそれが数年継続すると大学側から指定されるというものである。

 開邦をはじめ昭和40年代後半以降新設の県内進学校で指定校推薦が少ないことの原因は今までの大学進学実績であろう。県内一といわれ中学入試で多くの親が燃える昭和薬科でさえ東大合格者数をみれば県内の大学進学実績は明らかに全国レベルに達していない。

 指定校推薦枠が少ない場合は高校で少ないコマを取り合うような状況が目に見える。また、基礎学力試験などもあるため推薦狙いでもっても楽はできない。また、一般入試での実績がなかったら指定校推薦も増えてはいかない。指定校推薦にこだわる前に一般入試の実績をあげていかなくてはならない。

 沖縄の生徒さんたちは底力も根気もあるのだから「夢」をつかんでがんばっていけばどうにかなると思う。私はできる限りの情報を提供して、ナイチャーとして培った内地での塾、予備校教育のノウハウを沖縄で余すことなく提供していきたい。

 推薦でも一般入試でもウチナンチューが内地の受験生と同じ試験を受けるのは変わらない。内地の受験生と互角に争える底力をつけることは小中学生からはじまっている。当塾ではこういった大学入試に耐えうる実力の基礎をつけて次なるステップに備えていきたい。