フィギュア作成講座:ポニーテールの制作
今回作っているキャラの最大の難所、巨大ポニーテールの作成です。
まずは頭部への接続部分の位置決めをします。
中央に分割線をいれて、横からみたとき45度あたりに位置決めをします。
ガイドラインはマスキングテープを、利用すると引きやすいです。
まず頭部と接続するための金属線を用意。十分な強度がほしいので3mmのアルミ線を使用します。
アルミ線とねんどはくい付きがよくないので、アルミ線に若干キズをつけておきます。
まずは付け根からポニーテールの頭頂部までねんどを盛り、この状態で乾燥させます。
オーブンに入れて200度、15分程度焼くとコチコチになります。
オーブンの使用の仕方についてはこちらからご覧ください。
ちょうどいいサイズの空き缶があったので、盛りつけます。
要注意!
このままオーブンに入れると爆発するので、少し乾燥させてはずしてからオーブンに入れましょう。
最長16cm以上になる巨大パーツなので、補強剤として針金を仕込みます。
ポニーテールの両端と中心の、合計3カ所補強します。針金は瞬間接着剤で固定しました。
このときおおよその、完成後のラインを針金で作っておきます。
あとは2cmほど盛りつけて乾燥させて、また2cmほど盛りつけて乾燥させて、を繰り返します。
今回きれいな曲線を描くために何度も盛り直しました。
厚みは1mm程度はないと、強度不足で割れてしまいます。
大まかな形ができあがったら、ペーパーヤスリでひたすら表面の凹凸をならしていきます。
石粉ねんどは水研ぎができませんが、ねんどに水につけてべちゃべちゃになった状態のものを、ひたすら指でならしていくと、400番以上のヤスリをかけたくらい綺麗になります。
ここは相当大変ですが、作品の完成度にとても影響する部分なので、辛抱強く丁寧に仕上げましょう。
ちなみにこういう広い面積のヤスリがけは、『Mr.ポリッシャーPRO』というアイテムがあると、非常に便利です。一般に「スピンやすり」といわれているツールです。興味がある人は検索すると一発で見つかります。
表も裏もキズも凹凸もなくなったら、髪の切れ目をいれます。エンピツ等でガイドラインを引いて、カッターとやすりで丁寧に丁寧に切れ目を入れていきます。
このときうっかり割ってしまってもだいじょうぶ。割れた部分を挟み込むようにねんどを盛って、乾燥させましょう。その後また接続面が見えなくなるまで、丁寧にヤスリをかけていきます。
補強剤の針金が出てきたら、そこだけ切り落とすか、周りを多めにねんどを盛りつけて、また丁寧にヤスリをかけましょう。
髪の端っこは金ヤスリで「うすくみえるように」削って仕上げます。ここも完成度に影響するところなので、丁寧に行いましょう。
最終的にこんな感じに仕上げました。
☆携帯電話の人は記事一覧ページの「投稿順」よりご覧ください。当サイトは講座のため、順番に読まれた方が、より理解しやすくなります。
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まずは頭部への接続部分の位置決めをします。
中央に分割線をいれて、横からみたとき45度あたりに位置決めをします。
ガイドラインはマスキングテープを、利用すると引きやすいです。
まず頭部と接続するための金属線を用意。十分な強度がほしいので3mmのアルミ線を使用します。
アルミ線とねんどはくい付きがよくないので、アルミ線に若干キズをつけておきます。
まずは付け根からポニーテールの頭頂部までねんどを盛り、この状態で乾燥させます。
オーブンに入れて200度、15分程度焼くとコチコチになります。
オーブンの使用の仕方についてはこちらからご覧ください。
ちょうどいいサイズの空き缶があったので、盛りつけます。
要注意!
このままオーブンに入れると爆発するので、少し乾燥させてはずしてからオーブンに入れましょう。
最長16cm以上になる巨大パーツなので、補強剤として針金を仕込みます。
ポニーテールの両端と中心の、合計3カ所補強します。針金は瞬間接着剤で固定しました。
このときおおよその、完成後のラインを針金で作っておきます。
あとは2cmほど盛りつけて乾燥させて、また2cmほど盛りつけて乾燥させて、を繰り返します。
今回きれいな曲線を描くために何度も盛り直しました。
厚みは1mm程度はないと、強度不足で割れてしまいます。
大まかな形ができあがったら、ペーパーヤスリでひたすら表面の凹凸をならしていきます。
石粉ねんどは水研ぎができませんが、ねんどに水につけてべちゃべちゃになった状態のものを、ひたすら指でならしていくと、400番以上のヤスリをかけたくらい綺麗になります。
ここは相当大変ですが、作品の完成度にとても影響する部分なので、辛抱強く丁寧に仕上げましょう。
ちなみにこういう広い面積のヤスリがけは、『Mr.ポリッシャーPRO』というアイテムがあると、非常に便利です。一般に「スピンやすり」といわれているツールです。興味がある人は検索すると一発で見つかります。
表も裏もキズも凹凸もなくなったら、髪の切れ目をいれます。エンピツ等でガイドラインを引いて、カッターとやすりで丁寧に丁寧に切れ目を入れていきます。
このときうっかり割ってしまってもだいじょうぶ。割れた部分を挟み込むようにねんどを盛って、乾燥させましょう。その後また接続面が見えなくなるまで、丁寧にヤスリをかけていきます。
補強剤の針金が出てきたら、そこだけ切り落とすか、周りを多めにねんどを盛りつけて、また丁寧にヤスリをかけましょう。
髪の端っこは金ヤスリで「うすくみえるように」削って仕上げます。ここも完成度に影響するところなので、丁寧に行いましょう。
最終的にこんな感じに仕上げました。
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