ガバナンス | 草創と守成

草創と守成

備忘録として

4月頃に元経済産業省の人と食事する機会があった。

その時のことであるが

「最近将来の日本のガバナンス態勢に
 ついて考えると不安になります。」

話を聞くと高齢化が進む日本。高齢者=not 直接納税者。
とのこと。
ローマ帝国から国民の義務は2つ

1、直接納税
2、徴兵

この2つにたいして投票権が付与されていた。

しかし、現在の日本の投票率といえば過半数。
そしてその50%以上が高齢者。これからその比率が
今まで以上に高くなる。若者が選挙に行かず
間接納税者(=高齢者)比率が上がれば
国の意思決定は言わずもがな正しい道に進むか不安である。

個人的にはその兆候として大阪都構想の否決ではないかと
勝手に考えた。期待していたが否決となり、勝手に頭の中で
上記のことがリンクした。

まあ現状の生活に不満がなければあえて投票行こうと
思わないのもわからなくない。なのでもう少し不平、不満が
出るような世の中にならないと変わらないのだろうと。。。