ジラートの幻影(じらーとのげんえい/Rise of the Zilart)
1.2003/4/17に発売された、FINAL FANTASY XIの拡張データディスク。NAによる略称はRotZ。
2.拡張データディスク「ジラートの幻影」で追加された一連のミッション、通称ジラートミッションのこと。
1項.拡張データディスク 編以下に「ジラートの幻影」導入による変化・影響を述べる。
新リージョン5つ*1と新たな街が3箇所、新ジョブ4つ*2、各種アイテムやモンスターが追加された。サブタイトルの意味はランク6になりノーグへ足を踏み入れることで、初めて明らかになる。
なおランク6以降の三国ミッションについては、ジラートエリアが舞台となるため、「ジラートの幻影」未登録では進行することができない。
ジラートの幻影で拡張する事はサービス開始当初から予定されていたようである。しかし、初めての拡張データディスクということもあって、問題も散見された。いくつかはこれ以降も課題として残り、いくつかは本ディスクを教訓に修正される。
停滞感のあるヴァナ・ディールに新風を呼び込むことが期待されたが、発売前もっとも話題となった新ジョブがアタッカーばかりであり、ヒーラーにあたるジョブがなかった事にバランス調整の観点から疑問がでた。事実本ディスクで追加されたジョブは、強すぎる、あるいは弱すぎる――という点で後々もジョブバランスの争点となっていく。新ジョブについての問題は【ジラートジョブ】や各ジョブを参照。
本ディスクで追加された多くの拡張要素を体験するためには、低確率のドロップ品を巡る取り合いを余儀なくされた。*3これらは当時のサポートジョブクエストのアイテム取りとほぼ同じ感覚ではあるが、本ディスクからヴァナ・ディールに降り立ったPCにとっては「サポ取りから開放されたと思ったら、さらなる取り合いの場に赴かなくてはならない」ということで批判が相次いだ。後々の拡張ディスクではそれを教訓に、新エリアへの移動など最低限の新要素を楽しむための条件は、多少緩和されている。
新エリアが多数増えた事で狩場は追加された形となったが、同時にLv30以上のオーク族の大幅なHP増加(2倍)やスケルトン族の強化(ブラッドセイバーなどの威力が大幅に上昇)が行われ、バタリア丘陵・ダボイ・エルディーム古墳などそれまでの定番の狩場がつぶされた形となった。
「Lvを上げたければ新エリアに行け」と強制されたようなものであるが、上記のようにカザムなど新エリアに行くにはキーアイテムの取り合いが必要。
発売から2ヶ月経過してもカザムパスを持っていない人も多く、しかたなく獲物が少ない上に手強いオリジナルエリアで狩りをしなくてはならない場合もあった。
本ディスクの発売日前日にフライングゲッター組が竜騎士や忍者や侍で闊歩する等、キーディスクを発売日前に入手した先行が有利になるという現象がおきていた。なお後の拡張データディスク・アトルガンの秘宝では、インストールや拡張コンテンツ登録後も、決められたサービス開始時刻までは拡張要素を体験することはできなくなった。
2項.ジラートミッション 編NAでの略称はZM。しかし発売から時間も経ち、もはやNAユーザーでなくともZM=ジラートミッションで意味が通るようになっている。
後発のプロマシアの呪縛の桁違いな難易度や、アトルガンの秘宝時に見られる総Lv75状態の世を嘆き、事あるごとに引き合いに出されることが多いのも事実。「ジラートの頃は良かった」などなど。
2008/11/22のヴァナ★フェスにおいて、ジラートの幻影のインストールを前提とした新シナリオが発表された。