私は息子の大学、いや大学生活に
いろいろ思うことがあって
何のための4年間だったのか
何に誰に大金を注ぎ込んでいるのか
考えると虚しくモヤモヤしていた。
そんな中、就職に関する大学のランキングが
ネットニュースに出ていた。
こんなランキングははじめてではなく
息子大学のパンフレットでも
関西圏私立大学中
就職に強い大学◯位とか
就職率高い大学◯位とか
謳いあげていた。
嘘ではないだろうけど
そのデータを産出するための定義は
どうなんだろうなどと思っていた。
そして先ほどもスマホを見ていたら
目にしたとあるサイトの
就職に関する大学ランキング 関西版
トップ10の中にうちの子たち2人の大学が
入っていた。
関西2府4県にあまたある大学たち。
全国にその名を轟かせる超優秀、
超ネームバリュー群の大学が溢れている。
その中に息子の大学も入っていた。
企業はそんなふうに見てくれていた。
涙かでた。
この4年間はムダではなかったのだ。
支払った学費はムダではなかったのだ。
これで奨学金の返済も頑張れる。
しばらく涙はとまらなかった。