風呂に入る。
体温を上げる方法の1つが入浴である。
風呂に入ると、外から体を温めてくれるので、体の表面の血行がよくなる。
それにともなって、内部の血液も外に循環してくる。
お湯の温度にもかかわりがある。
あまり熱いお湯に入ると、交感神経系が興奮して、かえって目がさめてしまうことになる。
ところが、すこしぬるめのお湯に入ると、副交感神経系が興奮するので、気分は鎮静化に向かい、血液の循環もよくなって、体温がすこし上がる。
このように、交感神経系の興奮をしずめ、血液循環をよくしてやり、内部の血液を外に循環させて、放熱にもっていきたい。
入浴後10~15分くらいで汗が引き、体温が下がってくる。
それを利用して寝ようとするなら、汗が引いて体温が下がっていくころにちょうどふとんに入るのがいい。
風呂に入るタイミングは、寝る前と夕食前と、だいたい2つのタイプに分かれる。
仕事から帰ってすぐに風呂に入るときは、熱めのお湯に入って、気分をしっかりさせておいしくごはんを食べたいというものであり、それはそれでいい。
寝る前に風呂に入る人は、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かって、気持ちをリラックスさせる。
体温を1回上げてやり、汗が引くと同時に深部体温が下がっていき、最終的には脳の温度が下がることで、睡眠の発生を促してやる。