皆さんこんにちは。FG☆そうたです。

本日はタイトル通り、"未晒し蜜ロウワックス"のインプレになります。

 

■未晒し蜜ロウワックスって何だ?

先日、お店のない釣具店"Fish Hook"様にてお取り扱いを開始したアイテム。

小川耕太郎∞百合子社様にて製造・販売されております。

商品ページはこちら

 

商品説明(引用)はこちら。

未晒し蜜ロウワックスは木材に塗布する自然塗料です。元製材屋さんがつくった木のもつ特性をそのまま活かす自然塗料のワックスです。ロッドやリリーサーのコルクやアウトドアナイフのウッド部分などをはじめ多目的に利用可能なワックスです!

つまり、リリーサーやロッドのコルクグリップに塗布して、水や汚れから守って劣化を防いでくれるアイテムっちゅーわけです。

アウトドア、キャンプ等の商品のお取り扱いにも力を入れているFish Hook様ならではのアイテムですね。

 

Fish Hook様について

2023年創業、"お店のない釣具店"。

CEOを務める竹田亮士さんが、ご自身のアウトドア・管釣りへの愛情からアングラーの目線での「あったらいいな!」を形にしたお店です。

大手コンサルティングファーム出身の竹田さん。「管釣りを心から愛する人に寄り添う」SNS運用から、わかりやすく使いやすいWebショップのUI提供に至るまで、その手腕を存分に発揮しています。

「全国どこでも買える」「親切丁寧なご対応」そして「安心の迅速発送」で瞬く間に有名になり、今なお進化を続けています。

私も何度お世話になったことでしょうか。

 

…………しかーーーし!

今回のレビューは私が書きたいから書いている!!

Fish Hookさんからは1円たりとももらっていないし、読者の皆さんが本記事から購入したからといって報酬が入ってくるわけでもありません!!!

(説明は長くなるので省略しますが、ブログの広告報酬はAmazon、楽天市場など限られたショップの商品紹介でしか発生しないのです)

つまり!!いつもお世話になっているショップさんだからといって、忖度なし!!!辛口レビューでいかせていただきます!!!

覚悟しておけよ竹田社長!!!!!

※ごめんなさい

※怒られたら消します

※Fish Hook様の説明文についても勝手に書いてるので何か間違いがあればご指摘ください

※ってか製造元でもないのであんまり竹田さん関係ない気が…

 

江頭さんになった気分である…

 

長くなりましたが、前置きはこのくらいにして。

 

■使い方

商品ページに詳しく書いてあるので、重要だなと思ったところだけ。

 

★用意するもの

・未晒し蜜ロウワックス

・マイクロファイバーウエス(ロッドの本数分)

 

※管釣り用ロッド、リリーサーに塗布する目的であればFish Hook様オリジナルサイズの6mlのもので十分です。

これ1本でだいたいロッド5本分くらい塗布することができます。

さすが、このあたりもアングラー目線をしっかり考えられたサイズ展開。抜かりないですね…。

 

※理由は後述しますがウエスに関してはロッド1本につき1枚用意しておきましょう。

以下のティッシュのように使えるマイクロファイバークロスが量とコストのバランス◎です。

 

 

使い方はとっても簡単。

 

①少量をウエスに取って薄く塗る

チューブから絞り出したワックスはバターのような硬さがあるので、ウエスで挟むようにして少し伸ばしてから塗り始めると、薄塗りできます。

塗った箇所は少し色が濃く変わるので、色が変わっていないところに対してサッと撫でてやるようなイメージで塗ってあげればOK!

一度薄く塗るだけで十分な効果が得られ、それ以上は"塗りすぎ"になってしまうので気をつけましょう。

私どものワックスは、一度塗りで仕上がる配合になっていますので一度塗りの薄塗りが基本です。

と、小川耕太郎∞百合子社様HPのFAQにも記載がありました。

 

②余分なワックスを乾拭きする

ここで一度乾拭きして、汚れ等が付着しないようにしましょう。

 

③8時間~一日ほど直射日光の当たらない場所で高温多湿を避けて置き、再度ベタツキがなくなるまでしっかりと乾拭きをする

サラッとした手触りになれば完成!

 

これだけです。

 

■仕上がり

意外にも?マットで手触りもサラッとした風合いになります。

「ワックス」という言葉から連想されるようなテカりやベタツキは感じられません

また、若干コルクの色が濃くなるような発色が見られます。

木材の高級感あふれる色味にはなりますが、美白なコルクが好きな方とは好みが分かれるポイントかもしれません。

▼塗布前

▼塗布から8時間後

▼塗布から丸1日後

塗布前と比べると色味は強いですが、かなり落ち着いてきましたね。コルクは白に近い色味が私個人としては好みなので、このくらい落ち着いた高級感のある質感がGood!

 

そして、気になる撥水性もバッチリです。未晒し蜜ロウワックス未使用のコルクを少し濡らしてみると、拭き取ったあともなんとなく湿り気が残りましたが、使用後のコルクであれば、軽く拭いてあげるだけですぐに元通りのカラッとした状態になります。

写真だと分かりづらいかもしれませんが、Fish Hook様の商品ページにありますように水の粒が丸くなりスルッと落ちるようなイメージです。

 

■注意すべき点など

・塗布する前に、コルクの汚れはできるだけ汚れは落としておく

当たり前っちゃ当たり前ですが、汚れたままワックスを塗ると汚れごとコーティングすることになってしまいます。

マイクロファイバーウエスを少し濡らして黒ずんだ部分を優しく拭き取るだけでも大分変わりますので、事前にしっかりと清掃しておきましょう。

 

・使用できるようになるまでには時間がかかる

蜜ロウワックスは一般に使用できるようになるまでに8時間~半日程度、風合いが落ち着くまでにはさらにもう1日程度かかります。つまり、「明日釣りにいくからその前にワックス塗っとこ!」では最悪間に合わないということです。2日くらいは余裕をもって着手するのが良いと思います。

これは、蜜ロウワックスは成分がほとんど油脂なので、「乾かす」というより、「コルクに成分をしっかりと浸透させる」ための待ち時間だと思ってください。

 

・しっかりとベタツキがなくなるまで乾拭きする

上でも申し上げましたが蜜ロウワックスは成分がほとんど油脂なので、「乾く」ということはないです。

ガキの頃に教室の床に塗ったワックスみたいに(?)乾燥によって硬化させるイメージではない、ということですね。

なので、1日待って握ってみてベタツキがある場合は、単に塗りすぎです。

1日待てばコルクに対して必要十分な量は浸透しているはずなので、ベタツキがなくなるまでしっかりと乾拭きしてあげましょう。

 

・ウエスはロッド1本に対して1枚用意する

他のロッドのワックスを乾拭きしたウエスを別のロッドの乾拭きに使おうとすると、すでにウエスに含んでいる余分なワックスを塗り広げるだけで、うまく乾拭きしたことになりません。

また、ウエスは、洗って再利用することも基本的にしません。

余分なワックスは、水分も汚れも含まない綺麗な布で拭き取りたいので、ロッド1本に対して1枚用意しておくのが望ましいでしょう。

 

■総括

愛機を大事に長く使いたい方に、自信を持ってオススメできるアイテムでした!

特に、コルクがすぐに黒ずんでしまうのが気になっていた私にとってはまさに欲しかった、「あったらいいな!」そのものでした。

 

いかがでしたでしょうか?

管釣りロッド、そう安いものではないので失敗したくない…という方、とても多いと思います。

私も同じ気持ちなので、誤ったり誇張したりした情報をお届けしたくはありません。ですので、冒頭にも申し上げましたが今回は忖度なしの辛口本気レビューです。

使用するかどうかは最終的にはご自身のご判断にお任せする形にはなりますが、「気になったけど実際に使うのはちょっと…」とためらっていた方にとって、少しでも役立つ情報を発信できたら幸いです。

 

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう!