皆さんこんにちは。FG☆そうたです。

今回はタイトル通りリールコスメのお話の後編です。

自分でもまさかこんなに長い内容になると思っていなかったんですが…(笑)

 

前編はこちら

【エリアトラウト】リールコスメを楽しもう!(前編)【雑記】

 

前回までにREVIVEさんのカスタムハンドル「ファンネル」と、ヘッジホッグスタジオさんのリールキャップをご紹介してきました。

今回は「ファンネル」の改造についてお話します。

 

■ファンネルのスカートチェンジ!
さすがにロッドとの兼ね合いも考えてファンネルを集めるのはあまりにも現実的ではない…と前回記事をご覧頂いた誰もが思ったことでしょう(笑)
愚の骨頂であることはさすがに自覚してますよ
欲を言えばREVIVE公式さんからもスカート部分だけいろいろな色で売ってほしいのですが…。

しかし、そんなあなたに朗報です。
城峰釣具さんから、オリジナルブランドで「Z-Changer」なる商品が発売されていて、スカート部分を換装できるのです!


Z-Changer 商品ページ
 

※分解、換装はあくまで自己責任になりますので、ご理解の上ご使用ください。

使い方は簡単!2.5mmの六角レンチを使ってスカート部分のネジを外し、スカート部分を取り替えて元に戻すだけです。

 

 


できました!

ここで経験談からお伝えしたい注意点を…。
ファンネルの六角ネジにはネジ止めが施されているため、力任せに外そうとするとネジがなめて(六角穴が削れて大きくなってしまう)、二度と外れなくなってしまいます。私はそれで2敗しました。


まず、六角レンチはできれば国産の良いモノを買っておきましょう。
X(旧Twitter)のフォロワーさんにオススメしていただいたものはこちらです。
フォロワーさんに工具にお詳しい方が多いので助かります…

 

 

それでも、ネジにも工具側にも個体差があります。

万全を期すために潤滑剤も購入しておくことを強く推奨します。

量は使わないため、下記のいちばん小さな70mlのもので十分です。

こちらもXのフォロワーさん情報。ありがとうございます…。

 

潤滑剤を使う場合は、ネジ穴の中に染みこむように軽くシュッと出し、余分に周りに付着した分はティッシュ等で拭き取ります。その後、ネジ穴の中まで十分に浸透するようにしばらく待ってからネジの取り外しに着手してください。

2時間ほど待てば万全です。これを導入してからはいっさい失敗していません。

一度取り外せてしまえば、あとはもう一度ネジ止めを施したりきつく締めすぎたりしない限りは取り外しが容易になるのでご安心ください。

焦らずゆーっくりと力を加えながら左に回してあげると外れますよ。決して無理に回そうとしないこと!

 

自分ではまだ試せていませんが、Z-Changerのシルバーを買ってきて自分で塗装するという方法でよりオリジナリティあふれるスカートを作るという方法があるのではないかというお話もあります。

興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

 

ただし、ハンドルノブキャップについては販売されていないため、もしスカートに合わせたいのであればREVIVEさんのキャップインフラットノブごと購入し、キャップだけ換装することも視野に入れると良いです。お金に余裕があれば…。

ノブのほうはパープルとブルーもラインナップに入っているので、Z-Changerとの相性◎です!

 

 
 

 

▼実際にノブキャップまで換装して使用してみた様子がこちら

合わせたのはもちろんグレイウルフ。カッコイイ!

 

また、個人的にファンネルのスカート部のネジはどうも個体差が激しい気がするので、一度外したネジは新しいものに取り替えてしまっても良いと思います。六角レンチにピッタリハマる感じがなく、ネジ穴が大きく感じる場合は特に。

「M3」規格の、長さLが10mmのものを使えば大丈夫です。頻繁にコスメの換装を行いたい場合は、替えのネジも持っておいて損はないでしょう。

 

■ファンネル同士でもコスメを交換してみよう!

上記の内容でスカートの取り外しさえ覚えれば、複数のファンネル間でもスカートを交換することができるということになります。

特に各ショップのオリカラファンネルには、ハンドルジョイント(通常だとシルバーの部分)にも色がついていることがあります。

オリカラファンネルをバラすのはかなり緊張しますが…。先ほどご紹介した潤滑剤があれば恐れることはありません!

※こちらも自己責任でお願いします

 

例えばこちら。バックラッシュさんのブラックオレンジのファンネルです。

 

これと通常ファンネルのコスメを交換し、ブラックレッドシルバーオレンジをつくってみます。

 

できました。

 

さっそくリール、ロッドとも合わせてみます。

▼ダーインスレイヴ 6'1Is-SSL (1091モデル) × 改造ブラックレッドファンネル

 

▼ダーインスレイヴ 6'1Is-SSL (1091モデル) × 通常レッドファンネル

 

比較してみて、いかがでしょうか。

EVAの漆黒のグリップにはブラックのファンネルが映えますね。

 

▼999.9 Meister ホワイトウルフ 62MLS × 改造シルバーオレンジファンネル

 

▼999.9 Meister ホワイトウルフ 62MLS × バックラッシュ純正オレンジブラックファンネルの場合はこちら

ホワイトウルフ等コルクグリップのロッドに合わせる場合は、こちらもシルバーの入った改造版の方が私は好きです。

ここまで来るとだいぶマニアックですが(笑)

 

また、スカート部分を取り外すことで、もうお気づきだと思いますが必然的にリールとのジョイント部分も交換できます。

つまり、例えば40mmのダイワ用と45mmのシマノ用を買ったとしたら、ジョイントを互いに交換することで45mmのダイワ用、40mmのシマノ用としても使えるということになるのです。

実釣性能面でもコレができるだけで可能性が広がりますので、頭の片隅に入れておくと良いと思います。

特にダイワ用40mmのショップオリカラは市場から枯渇しがちですが、ダイワ用40mmは通常版で買い揃えて、ショップオリカラは他の長さにしてカラーだけ行き来する、みたいなこともできるわけです。

そうでなくとも異なる長さのファンネル同士でコスメやジョイントが交換しあえることは単純に魅力的ですよね。

 

先ほど作成したブラックレッドのファンネルを、別のファンネルからジョイントを借りてきてシマノ用にして、ヴァンキッシュに取り付けてみましょう。

▼これでシマノ用になりました。

いざ装着!

イイカンジですね!

 

また、換装後のスカートの向きに関してですが、ハンドルアームが右上がりになるように置いたときに、スカートにショップロゴがある場合はショップロゴが表側(裏に「Funnel」ロゴ)、ショップロゴがない場合は「Funnel」ロゴが表側(裏に「REVIVE」ロゴ)になるように固定します。

出荷時のデフォルトはこうなので、こだわる場合は参考にしてみてください。

 

最後に、毎年開催のマニフェスではファンネルのオーダーメイドができるイベントが開催されているようです。

年に一度、限られた場所、限られた機会にはなってしまいますが、興味のある方は狙ってみてはいかがでしょうか。

私も今年こそはカスタムファンネルをオーダーしてみるつもりです(笑)

詳細はこちらのREVIVEさんからのXの投稿をご覧ください。

 

■総括

いかがでしたでしょうか。2回にわたってだいぶマニアックな内容をお届けしましたが、自分好みのファッションに着せ替えてオリジナリティを出すことで、道具に愛着が湧いてくることと思います。

釣果に直結する部分ではありませんが、愛着を持って大切に使ってあげることで、釣りに対するモチベーションにもつながります。

テンションブチ上げていこうぜっ!

 

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう。