皆さんこんにちは。FGそうたです。

 

本日はタイトル通り、私がエリアトラウトゲームにおいて「魚がかかってから気をつけていること」について書こうと思います。

インプレでも何でもない、ただの雑記です。今回はゆるっといきましょう。

初心者さん向けの記事になりますので、中級者以上の方は回れ右です。

中級者以上の方にとっては、基本を再確認するくらいで、そんなにお役に立てる情報はないためです笑

というかエリア歴1年ちょいの若造が何言ってんだって思われるのが小っ恥ずかしいので

 

エリアトラウトはほぼ全ての釣り場がバーブレスフック使用を義務としている釣りと言ってもいいでしょう。

管理釣り場の魚たちを傷つけずに楽しむためのルールであることは大前提ですが、その分ファイト中の技術が求められ、よりエリアトラウトフィッシングのゲーム性を高め、奥深さを出しているルールであるとも言えると思います。

魚が掛かった≓釣れた みたいな釣りもありますが、バーブレスフックを使用していて、ニジマスという元気な魚を相手にする以上、「魚がかかってからが本番」と構えていたほうがいいでしょう。

 

エリアゲームもハイシーズンとなり、X(旧Twitter)でも嬉々とした釣果報告がたくさん見られる時期となりました。

こちらまで嬉しくなりますね。

しかし、「手元でのバラしが多い」と嘆く方も多く散見されました。

せっかく掛けた魚をあとちょっとのところで逃がしてしまうのはとても悔しいですよね。

そこで、去年からの自分がどのような形でバラしを減らし釣果を伸ばしてきたか?を記録することで、少しでもビギナーさんが悔しい思いをする回数が減らせればと思い、本記事を書くに至りました。

 

ルアーで誘う→魚を食わせる→アワセ→ファイト→ランディング

ここまでやってようやくキャッチ!となるわけですが、今回は「ファイト」「ランディング」にフォーカスします。

 

■前提知識 ベースフォームについて

まず、プロの先生がベースフォームについて解説している動画をば。

30分程度の動画ですが、見るだけで釣りが上手くなりますよ。これはマジです。

ご視聴いただいた前提でこの先の話を進めていきます。

 

まず、動画中で松本先生が仰っている「立ち姿勢」について。

竿を持っている手と同じ方の足を少し引き少しかかとを浮かせ、反対の足を軸足として立つ。

このフォームが体得できていないビギナーの方は、誤った自己流が定着してしまう前にクセをつけた方が良いでしょう。

 

コレが後の話をする上で非常に大切になります。棒立ちは基本的に良いことないです。

なぜかと言うと「腰の可動域が大幅に変わるから」。

実際に棒立ちの状態と先ほど述べたベースフォームをとった状態とで、腰を左右に捻って確かめてみてください。ベースフォームをとった状態の方が明らかに大きく動かせるはずです。

魚が掛かった後はこの「腰の可動域」が重要になるのです。

 

■ファイトにおいて気をつけていること

それはずばり、「①ロッドとラインの角度は常に90~120度くらいを保つこと」「②常に糸と魚の動きを目で追い、自分の中心線を常に魚の位置に合わせること」の2つです。

 

魚がフックオフしてしまう(バレる)メカニズムは、主に「ラインテンションが抜ける(弛む)」ことにあります。したがって、極力ラインがたるまないようにすれば良いということです。

そのために、「①ロッドとラインの角度は常に90~120度くらいを保つ」。ロッドは立てすぎず寝かせすぎず、この直角と鈍角の間くらいが最も力を伝達しやすいようです(イベントにてプロの先生に伺いました)。しっかりと力が伝達できれば、ラインテンションを保つことができます。なので、この角度はまず意識しましょう。

アワセの瞬間においても、ラインとロッドの間にこのくらいの角度が付いていると針をしっかり刺しやすいので、それも覚えておくと良いでしょう。

 

続いて、「②常に糸と魚の動きを目で追い、自分の中心線を常に魚の位置に合わせること」についてです。

初心者さんがやりがちなのが、「魚が左に走ったら右にロッドを倒し、右に走ったら左にロッドを倒す」といった形で主導権を握ろうとすることです。

しかし、例えば左に走った魚を抑えようと右にロッドを倒したところで魚が向きを変え右に走り始めたらどうでしょうか。

その瞬間にラインが緩みます。そしてバレるのです。

 

自分の中心線を常に魚の位置に合わせることで、常に自分と魚との距離が最短になります。

この距離が最短になれば、魚が手元方向に突進してくる以外はどの方向に走っても、糸は張るしかありません。

したがって、ラインテンションが抜けることを防げるのです。

もちろんプロの先生方でもそのように魚の走る方向と逆方向にロッドを倒してファイトをすることはありますが、発生する糸フケ、緩みにもしっかり対応する技術があるからこそ成り立っているのだと思います。

どうしても魚が掛かるとはやく手元に寄せたい気持ちが生まれて焦りがちになり、強引なファイトをしてしまうことが多くなりますが、我々一般人は(笑)落ち着いてじっくり丁寧に魚とやりとりをし、魚の体力をしっかり奪って寄せてきましょう。

この「自分の中心線を常に魚の位置に合わせる」ために、先ほどお伝えした「ベースフォーム」をしっかりと守って「腰の可動域を確保する」ことが大事なのです。同じ立ち姿勢のまま、腰のひねりを使って柔軟に魚を追跡しましょう。

 

■ランディングにおいて気をつけていること

ここまで来ればあと一息なのですが、ここが一番バレやすい。

ランディングを鬼門としている方も多そうですね。私も未だに手元でのバラシはよくやります(笑)

 

先ほど「ロッドとラインの角度が90度~120度くらいになるのが最も力を伝達しやすい」と申し上げましたが、ランディング時にもこの角度をキープできていれば、キャッチ率が上がります。

そのために具体的には次の2つの方法が有力です。

 

1.ロッドをグリップからバット部分に持ち替え、竿を短くして引く

2.肩より高くロッドを上げる

 

具体的にはこんな感じ↓

特に2.の「肩より高くロッドを上げる」方法は、プール等足元から一気に深くなっているような釣り場や、足場が高い釣り場において有効です。私がよく行く朝霞ガーデンさんなんかも足元すぐ下が深いのでコレがかなり有効…。

また、ここでも先ほどの「ベースフォーム」が大事になります。動画中でも触れられていたとおりですが、ロッドを持っている方の腕と同じ方の足を一歩引いた状態をそのままキープして腰を落とし、最後は片膝を立てるような形で腰を捻ってロッドを引き、ロッドと反対の網を持っている腕を突き出す。

 

ここでも出てきましたね、「腰のヒネり」。これが最後まで本当に重要です。

私の場合は右手でロッドを持って左手でランディングネットを扱うので、腰を捻って右腕のロッドは引き、左腕のランディングネットを前に出す!

腰から動かすことでロッドを引くのもネットを出すのも、一連の動作が自然に行えるはずです。イメトレしてみてください(笑)

 

■おわりに

いかがでしたでしょうか。

エリア歴1年と数ヶ月のひよっこではありますが、常に気をつけていることを言語化し改めて整理してみました。

これからますますエリアトラウトをやりこんでいく方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。

 

逆にこれは違うぞ~(笑)と物申したい中級者以上の方がいらっしゃいましたらご指摘ください。検討のうえ修正します…。

 

それではまた次回記事でお会いいたしましょう!