皆さんこんにちは。FGそうたです。

本日はタイトル通り限界電車釣行マンの装備紹介の第一弾ということで、今私が気に入って使用しているロッドケースを紹介しようと思います。

同じく公共交通機関で管理釣り場での釣りを楽しんでいる方もX(旧Twitter)上でかなりよく見ますし、装備に関してご質問をいただくことも増えてきたので、そういった方々の釣りがもっと快適になることを願って本記事をまとめています。

 

本記事も旧ブログからの加筆修正版になりますので、ご了承ください。第2弾の「ランディングネット編」も追って加筆修正したものをアップする予定です。

今回は「本ロッドケースの収納力について」項が追記されておりますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

 

それでは恒例の前置きはこのくらいにして、本題に入っていきます。

 

■私のロッドケース&ロッドソックスの紹介

私のX(旧Twitter)をフォローしてくださっている方はご存知かもしれませんが、公共交通機関でのソロ釣行にもかかわらず5~6タックル平気で持ち込んでいるので、こいつ、どうやってんだ…?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

最近愛用しているロッドケースはこちらです。どどん。

このケース、実は「ロッドケース」で検索しても出てきません(笑)

こいつの正体は…(もったいぶるな)

 

ライトスタンド(撮影機材)ケースです!!

マンフレットさんのライトスタンドケース 110cmのものを使用しています。

一応↓に購入リンクを貼っておきます。2024年1月26日時点では以下の楽天の公式アウトレットが最安値でした。

通常は8500円前後なのですが、7000円台で購入できます。

 

 

んで、このステキなロッドソックスですが…

こちらで1cm単位でオーダーメイドできます。

カワノメーカー ロッドソックス

 

商品説明文にもありますが、本来はフライロッド用のロッドソックスのため、ルアーロッドに応用したい場合は、2ピースロッドなら3ピース用を、3ピース用ロッドなら4ピース用を購入して、リッパーを使って縫い糸を1部屋分ほどいて使います。

 

仕舞寸ジャストか、+1cmでオーダーすると良いですが、私の場合は持ち運ぶロッドにしか使わないため、2ピース用はどのロッドでも使えるように100cm、3ピース用は持っているロッド2本が共に仕舞寸65cmのため、65cmでオーダーしました。

これなら6タックルでもかさばることなく公共交通機関に余裕で持ち込めるぜ!なので、ぜひ真似してみてください。

 

■本ロッドケースの収納力について

ここが旧ブログになかった内容です。

実際、このライトスタンドケースってどのくらい入れることができるの?ということで、軽く実験。

ヴァルケインさんのハイエンドロッド標準の竿袋に入ったロッドを6組用意しました。

これが…

こうなって…

ぴったり入ります。

マジでジャスト、ピッタリサイズです。

ライトスタンドケースじゃなくてエリアトラウトロッド6本用ケースだったんじゃないかなって疑うくらいです。

実際は、底の方が若干ゆとりがあって、そこに3ピースロッドやホワイトウルフ606L-eなどが入るので、もう少しゆったりした使い方をしていますが(笑)

 

ちなみに、ロデオクラフトさんの2pcハイエンドロッド標準の薄型ケースも、ヴァルケインさんの竿袋と長さが同寸なので、バッチリ入りますよ!

節約派の方は、ロッドソックスを買わなくても、コレで十分かもしれませんね。

(ロデオクラフトさんのキメラやブルーウルフの標準のような3ピース用セミハードロッドケースは厳しいので、それ用のロッドソックスはあったほうがいいです。)

 

さて、忙しい方はここまで知れれば十分かと思いますが、今あげた商品たちがどう最高なのか?と、この装備に行きつくまでの経緯を書きたいので書かせてください(笑)

 

■現在使用しているロッドケースに至るまでの経緯

まず、初代がコレです。

エリアトラウトを始めた時に買ったシマノさんのロッドケースで、長い間活躍してくれました。

ここにロッド6本入れて持ち歩いてました(笑)

(3本上向き・3本下向き、のようにして交互に重ねてスペースを工夫すればマジで入ります。)

 

しかし、かなりギチギチに詰め込んでいたため、中でロッド同士がぶつかって移動中に傷ついてしまったり、他のロッドのガイドがグリップを押してヘコみを作ってしまったりすることがしばしばありました。

メーカーさんとしては推奨が2本までのところをだいぶ無理させていたわけなので、仕方ないね…

先日紹介したロッドのラバーグリップは実はこうしたヘコみ防止の一環でもありました。

 

そこで、ロッドソックスの導入を決意。

ロッドのガイド含んだ太さを測ってあれやこれやと探して、カワノメーカーさんのロッドソックスにたどり着きました。

そして、それに伴って長きにわたって行動を共にしてくれたシマノさんのロッドケースは勇退となりました。

 

そしてやってきた2代目はこちら。

6タックル余裕で入りますね。こちらは下記画像のような三脚ケースを応用して使っていました。

 

一見不満がなさそうに見えますが、2つ懸念点があり、3代目(現在)のマンフロットさんのライトスタンドケースに替わることになります。

※三脚ケースをロッドケースとして強引に使用しようとしているだけなので、この商品は何も悪くないです。そこは勘違いしないでください。

それは、

①サイズがピッタリすぎる

②ベルト形状

の2点でした。

 

まず1点目について、100cmだとサイズがピッタリすぎてしまっていました。

自分の持っている2ピースロッドのうち仕舞寸がもっとも長いもので98cm。入ります、理論上は。

しかし、なぜそれがダメかというと、タテ方向の衝撃や負荷に弱すぎるからです。

自宅でもロッドケース(にしている三脚ケース)に入れたまま壁に立て掛けておくのですが、布製のためふにゃっと曲がります。

そのため中のロッドにケースの重さのうちのいくらかの負荷が常にかかっていることになります。サイズがピッタリすぎると、これがモロに。

ソフトロッドケースを使用している以上そういった負荷は完全にゼロにはできないかと思うのですが、さすがにこれはロッドの健康上良くなさそうです。

ハードケースやセミハードケースならおそらく問題ないのでしょうけどね。ソフトケースならもう+10cmくらい余裕があったほうがいいかなというのが正直なところでした。

 

お次はベルト位置。

ケースの両端にベルトの接続位置があるのですが、これが公共交通機関でロッドケースとして運用するには辛い一因となっています。

公共交通機関では極力他の乗客の邪魔にならないよう、下の図のように、縦にして肩にかけるように使っていました。

しかし、本来は下の図のように横にして使う想定となっています。

これを無理やりタテに使おうとしていたので、下図の赤色の矢印のように、ベルトに弓なりに湾曲する力が加わることになるので、細身のロッドを中に入れておくには、こちらもロッドの健康上あまりよろしくありません。

下図右側のように、両端ではない形で縦にして肩にかけられるベルト位置のものがベストであると判断しました。

そうして最終的に、現在のケースであるマンフロットさんのライトスタンドケース(110cm)のものにたどり着きました。

これなら、ロッドの上に10cm程度の余裕ができ縦方向の衝撃にもある程度強くなっており、懸念されていたベルト位置も私の理想の通りとなっています。

いかがでしたでしょうか?

電車・バスで管理釣り場に通っている方も思いのほか多かったので、そういった方にとって少しでも参考になればと思い、今回記事にしてみました。

もちろん、マイカーで行かれる方にとっても、使いやすいアイテムかなと思います。車にロッドを横たえる形で持っていく方であれば、私の2代目の三脚ケースの形でも問題なさそうです。誰か買い取ってくれないかな…。

お金に余裕があればぜひ導入してみてください。

 

それでは次回記事でお会いしましょう!