横浜で留学生と共に住む寮に住んでいた時、更に反日になって帰って行く留学生たちを目の当たりにした。帰国後は、大学教授や医者、弁護士や政治家になる様な留学生たちが、日本のバイト先等で受けた屈辱を、自国に帰った後に生徒や患者、部下・家族たちに話す。日本に行った人たちがそう言うのだから、日本はそうに違いないと更に100人以上の反日感情を持った人々を作りだす。折角政府奨学金を払って来て頂いているのに、反日感情を増長して帰す事を繰り返してきた。

日本に留学した後、「日本なんて大っ嫌い」と言う人と「日本だ~い好き」と言う人の2派にはっきり分かれる。その違いは何か?
日本人の友人が出来たかどうか?日本に家族と呼べるお父さんお母さんが出来たか?である。日本に留学に来ても、現地の友人が出来ず、自国の学生ばかり集まって過した人々は、日本での嫌な思い出だけが残り、帰国後更に反日になる(特に留学生数が多く、もともと反日だった中国と韓国の学生に多い)。

その峰沢国際交流会館の初代学生代表を務めていた時、それに気づき何とかしたいと毎月のように代表者会議を主催し、イベントや講演会を開催した。各国の料理を持ち回りで作るのは、毎日のように行っていた。少しでも日本を好きになって欲しいと願うと共に、その前に国籍など関係なく、人と人として興味を持った。

実は、中国に留学していた日本人も同じで、現地の親友が出来なかった人ほど、日本に帰って中国を悪く言う人が多い。イギリス留学中も思ったが、現地の人に対して留学生はマイノリティーで結束が更に強まる。そこでは、アジアの学生は更に仲良く、韓国と日本の学生がルームシェアをし台湾と中国の学生も仲良かった。

大多数の日本人に囲まれた少数民族である留学生は、常にプレッシャーを感じ、語学力の未熟さに引け目を感じている。
先進国面(づら)をする日本人にも問題は多分にある。しかし、それらと人間としての価値とは全くの別物である。国籍や性別、年齢等は関係なく、人に上下関係をつける人ほど哀れなのだと言う事を判るには20歳前後で異国に来た学生には、まだ時間がかかる。私も25歳を過ぎてはじめて「年下にも立派な人が沢山いるのに対し、歳上でも情けない人もいる。日本人代表として恥じぬよう、地球人として生きよう」と感じたのだから。

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目の前に、22歳で平安神宮に手を合わせてお参りしてくれている中国人学生がいる。
にこにことして、「今日はありがとう」と言ってくれる。
こちらの方こそ「有り難う」と言わせて頂きたい。