しぶや美術館友の会研修旅行(10月2日)
アートがいっぱいの 直島を歩く(香川県直島町)
行程:宇野港(岡山県玉野市)フェリ→宮浦港(香川県直島町)→ベネッセハウス(昼食)→地中美術館→家プロゼクト→宮浦港
島内はバスで移動。本村エリアを散策、家プロゼクトを見学した。
宇野港からフェリー「なおしま」で約20分で宮浦港へ到着です。
高松港からは約50分。
フェリーから見える宇野港のアート「宇野のチヌ」
フェリー「なおしま」の船上
大勢の外国からの観光客です。
宮浦港に着いたフェリー「なおしま」
総トン数 1099トン 旅客定員 500人 バス12両
2015年5月就航
直島(香川県香川郡直島町)瀬戸内に浮かぶ島で岡山と香川の間に位置している。人口は約3100人。周囲は16km。直島町は直島諸島の大小27の島々からなっている。島内にはベネッセハウス・地中美術館・家プロゼクトなどがあり、アートの島として知られている。
宮浦港周辺の芸術作品
直島の玄関 宮浦港の「海の駅・なおしま」
観光案内所、乗車券売場、特産品販売店、カフエ、バスターミナル が設置されている。
赤かぼちゃ
草間彌生の作品
BUNRAKU PUPPET(作品名)
ジョセ・テ・キマランイス(ポルトガル・作家名)
直島パヴィリオン
藤本壮介の作品
BAR SARU
カフエ&バー SARU 直島唯一の深夜営業バー
直島湯銭
実際に入浴できる美術施設。アーティストは大竹伸朗
ベネッセハウス ミュージアム(美術エリア)
1992年に開館。建築家安藤忠雄設計の現代美術館とホテルが一体となった施設。ブルース・ナウマンやリチャード・ロングの作品が展示されている。
ベネッセミュウジアム タイム・エクスポーズド
杉本博司の作品
瀬戸内の風景
石の作品
天秘 作者は 安田 侃
子ども達が遊んでいます。
屋上の作品
シップヤード・ワークス 船底と穴
大竹伸朗の作品
昼食はミュージアム レストラン 日本料理・一扇の「旬菜」です。
昼食の後は地中美術館へ行きます。
地中美術館 2004年に設立。建築家安藤忠雄の設計。
建物が地中に埋まっている、地中にありながら自然の光をうまく取り込んでいるという特徴をもつ。そのため、1日、また季節を通して作品や空間の表情が変化する。
地中美術館からバスで「家プロゼクト」を展開する本村地区へ移動します。
「家プロゼクト」は本村地区を中心に展開されている常設のアートプロゼクト。長く地域社会のなかでの生活が営まれ空き家となった民家を、アーティストが積み重なった時間や記憶を取り込みながら、家の空間そのものを作品化したもの。
「角屋」
1998年 担当作家: 宮島達男 家プロゼクト第1号。
200年前に建てられた家屋を、漆喰仕上げ、焼板、本瓦をつかい元の姿に修復。
「南寺」
1999年 担当作家: ジェームス・タレル(現代美術作家)
建物は建築家 安藤忠雄による設計。もともとお寺のあった場所に新築。
入場整理券をもらうために、並んでいます。
「護王神社」 2002年 担当作家:杉本博司(写真家)
江戸時代から祀られている神社の改築に合わせ、杉本博司が設計。
「アプロプリエト・プロポーション」(適正な比率)というタイトルがつけられている。
「碁会所」 2006年 担当作家:須田悦弘(木彫作家)
碁会所跡。 内部には木彫りの作品「椿」があり、庭には本物の五色椿が植えられ、「嘘と実」「真実とフェイク」という対比的な効果をつくりだしている。
「はいしゃ」 2006年 担当作家:大竹伸朗(現代美術作家)
かって歯科医兼住居だった建物を作品として再生。家の外壁から船の一部が飛び出していたり、ガラス板が敷かれた床には写真がコラージュされたり、家の中に自由の女神があったりと、おもちゃ箱をひっくかえしたようの作品。
「石橋」は時間の関係で見学することができませんでした。
「きんざ」はメンテナンスにつき休館でした。
ANDO MUSEUN
建築家 安藤忠雄の活動や直島の歴史を伝える写真、スケッチだけでなく新たに生まれ変わった建物と空間そのものを見る美術館
かべの模様
町指定文化財。極楽寺山門
天禄14年頃(1701)の建築
本堂 元禄9年(1696)の建築 町指定文化財(建物)
ゲストハウス 路地と灯り
民宿 おやじの海
直島町役場