第72回尾道みなと祭(5月2日)
JR尾道駅前ステージ、海岸通り、公会堂周辺を中心に「姉妹都市郷土芸能披露」や「ええじゃんSANSA・がり踊りコンテスト」など多彩なイベントが繰り広げられた。今年は特に中国横断自動車道尾道松江線(中国やまなみ街道)が3月22日全線開通し、開通記念事業で「スベシャルバイクパレード」や「やまなみ・しまなみご当地キャラ大集合と写真撮影会」が行われた。
「古寺・文学・映画・坂道・芸術の町 おのみち」で開かれる「尾道みなと祭」
第72回尾道みなと祭のポスター
JR尾道駅前ステージ
今年は中国やまなみ街道(尾道~松江)としまなみ海道(尾道~今
治)が結ばれたことを記念して、姉妹都市の松江市と愛媛県今治市
・尾道市の郷土芸能披露や特産品の販売が行われた。
松江市の民謡「関乃五本松節」
愛媛県今治市の能島水軍太鼓
出番を待っている出演者の皆さん
JR尾道駅前ステージに「やまなみ・しまなみ」ご当地キャラ大集合
今治市「バリイさん」・尾道市「ええにゃん」・島根県観光キャラクタ
ー「しまねっこ」・本四高速シンボルキャラクター「わたる」・愛媛
県「みきゃん」・因島「はっさくん」・松江市「吉田くん」・尾道市中学
リーダー研修会「おのにゃん」の8体が登場。
スベシャルバイクパレードに参加するため、海岸通り住吉神社
近くの住吉浜に集まった大型バイク「ハーレーダビッドソン」
スペシャルバイクパレード
住吉神社から海岸通りを駅前交差点まで、約80台のハーレーダビ
ッドソンのパレード。
住吉神社(土堂町) 海の守護神。
毎年、旧暦の6月28日前後の土曜日に「おのみち住吉花火まつ
り」が行われる。1740年尾道町奉行に着任した、平山角左衛門
は翌年住吉浜を築造した。その際、浄土寺にあった住吉神社をこ
の住吉浜に移した。
住吉神社の力石(写真右上)
尾道の港が北前船の寄港地として繁栄した江戸時代、浜の仲仕
たちがこの石を持ち上げて力比べをした。石には持ち上げた人の
名前が刻まれている。
尾道水道クルージングしてみました。
駅前桟橋→尾道水道→十四日元町桟橋までのクルージング
尾道と対岸の向島を隔てる海は「尾道水道」と呼ばれている。
クルーズから見える尾道城や海岸通りの屋台村が小さく見えます
尾道城は千光寺公園にあり、昭和39年(1964年)に博物館とし
て建てられた。
対岸の向島の造船所。
尾道大橋と新尾道大橋の下を通ります。
写真手前が斜張橋の尾道大橋(尾道~向島)
向う側が新尾道大橋(尾道市~今治市)
尾道造船で5月1日に進水式をしたLANKA JAYA号
ばら積み運搬船。6万トン 全長約200メートル 約2ケ月後に完成
船首部分の形状を工夫し、波の抵抗を減らすなどして燃料費の消費
を抑えてある。
クルーズから浄土寺も見えました。
浄土寺(東久保町)は 616年の聖徳太子開創と伝わる寺
鎌倉時代に西大寺派律宗の僧 定証によって再興された。国宝の本
堂、多宝等、重要文化財の阿弥陀堂など多くの文化財がある。
写真右側に多宝塔が見えます。
十四日元町桟橋で下船し、ええじゃんSANSA・がり踊りコンテストを見に行きます。
駅前桟橋に帰るクルーズ船
ええじゃんSANSA・がり踊りコンテストの会場準備をしています。
ええじゃんSANSA・がり踊りは、三味線楽曲「正調尾道三下り」を
現代風にアレンジしたもの。一般グランプリコンテスト部門には56
団体が出場した。