みなと玉島から高梁へ・高瀬舟の物語をたどる・ | のぼるの街歩きブログ

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中四国地方中心のイベント、ウォーキング、歴史めぐりを
中心にした記事を書きます。

   玉島バスセンター物語・みなと玉島から高梁へ
   高瀬舟の物語をたどる(11月26日)
 今回のコースはJR新倉敷駅→テオリ(竹製家具工場見学・舟型雑貨づくり体験)→昼食は内藤屋敷(高瀬舟ゆかりの屋敷)→高梁市歴史美術館(高梁・玉島のつながりと高瀬舟の話)→観光駐車場(高瀬舟)→天任堂(ゆべしの店)→植田菓子店(懐かしの駄菓子屋)→森澤酒造(映画男はつらいよのロケ地)→JR新倉敷駅です。

 TEORI(テオリ)  
 TEORI(テオリ)の由来はドイツ語で「基本・原点・初心」です。
 創業は平成元年(1989年) 竹集成材を使っての家具インテリア雑貨製造販売、木材及び竹集成材を用いた製品の製造販売をしている。

   倉敷市真備町にある。

 

  工場見学の前に社長さんから会社のプロフィール、社名の由来、
  会社概況、沿革、事業内容、製品などについての説明があった。

  TEORIの商品。
  右下の写真は竹の耐熱性の高さに着目した鍋敷です。

    
  竹から作られた一輪挿しやグッドデザイン賞受賞のボウル、舟型
  トレーもあります。

   
  
 これから社長さんの案内で工場見学です。

  



  
 

  
 

 
  工場見学の後は、舟型トレーづくりに挑戦です。
  素材は竹集成材。スライスした8枚の竹集成材をねじりながら合
  わせ重ねます。

    
  
  本物と体験で作ったものを比べて見て下さい。

   
 
   これから内藤屋敷で昼食です。
   別館 柳井原 内藤屋敷(倉敷市船穂町) 懐石料理のお店。和
   室大宴会場や和室椅子席、洋室宴会場ある。この日は水曜日で
   定休日、昼食もこの日のために用意していただいた。

    



 

 内藤屋敷は江戸時代元禄15年(1702年)丹波篠山亀山藩の内藤 
 氏が構えた陣屋。敷地1500坪、建坪350坪の武家屋敷あとの大
 地主内藤氏の建物。備中浅口郡は亀山藩の飛び地領であった。

 
   昼食です。

   


  これに「にぎり寿司」がつきました。
  美味しかったです。

   
 
   食事の後は見学です。

  
  
   

    素晴らしい大庭園です。


 
  これから高梁市歴史美術館へ行きます。
   
   高梁市文化交流館(高梁市原田北町)
   高梁の歴史、文化を紹介する歴史美術館、生涯学習施設、高梁
   市中央公民館、高梁公民館がある。歴史美術館は2階にある。

 
 
    高梁市文化交流館前の「ほうこくん」
    高梁市中井町のPRキャラクター。中井町は幕末に備中松山藩
    の改革を成し遂げた山田方谷の生誕地。

     
 
  歴史展示室
  高梁の歴史を備中松山城を中心に模型、パネル、収蔵品が展示
  してある。「三村家親、元親」・「小堀遠州」・「水谷(みずのや)三代
  」・「板倉勝静・山田方向」ごとに展示してある。

  
   観光駐車場(高梁市下町)にある高瀬舟。
   江戸時代の高梁川での水運による南北交通の主役。
   高瀬舟は水底の浅い河川に適した木造舟。
   全長約16m、幅約2mの平底の木造舟。

    
   
 高瀬舟の説明。

 備中松山藩主水谷(みずのや)氏時代に高梁川
 河口西海岸の大干拓にともない、玉島港が整備されこれと連携す
 る形で発達した。

 

  平成4年(1992年)に高瀬舟を復元模造した。
 平成21年2009年)自然劣化にともない修復し公開した。

 
 
  「ゆべし」の店天任堂(高梁市東町)
 天任堂の「ゆべし」は備中松山藩主板倉勝職(1770年~1830年
 )に土地の柚子を使って作った餅菓子を献上したのが始まり。
  
   
 
 「ゆべし」は米の粉に味噌、砂糖、ゆずの皮などを加え、こねて蒸し
 た餅菓子。店内にはいろいろなゆべしが陳列してある。
 高梁市と矢掛町では江戸時代から地元の柚子を使ってゆべしが
 製造されている。

   

  植田菓子店(高梁市東町)懐かしの駄菓子屋。
  創業約50年。木組みケースの中にせんべい、豆菓子など約80
  種類の駄菓子が並んでいる。

 
 森澤酒造(高梁市鍛冶町)
 社長さんの話によると酒造りは昭和52年頃止めて、平成11年まで
 は瓶に詰めていたが、今は販売のみ。
 映画「男はつらいよ」の「寅次郎恋歌」と「口笛を吹く寅次郎」で森澤
 酒造の銘柄「稔自慢」の看板が使われた。
  
 

   「稔自慢」が左下の写真に見える。