こんばんは、名ばかり店長です。
お客様の安全や食に対する信頼感を失うと、
どんな大企業でさえ倒産に追い込まれる時代です。
万が一、食中毒を出してしまったとあっては、
お店の存続はおろか尊い人命まで失ってしまうということもあり、
ないがしろにはできないこととなります。
そのような意味でも食中毒に関することは
十分に理解することが大切なこととなってきます。
魚介類を多く扱っている飲食店では、
「腸炎ビブリオ」に注意しなければならないし、
またタマゴを多く使用している飲食店では、
「サルモネラ」には十分な注意が必要となってきます。
飲食店を運営する方にとっては当たり前なことですが、
この当たり前のことを理解するだけではダメです。
食中毒のことをしっかりと理解して、
如何にして現場レベルに落とし込むかが大切なのです。
例えば「手洗い」。
ただ手を漠然と洗うだけでは意味がありません。
手洗いには菌を持ち込まないという原則があります。
そう考えると、
何分以上薬用石鹸で擦り洗いをしなければならないとか、
爪ブラシを使って爪の中まで洗わなければならないとか、
細かいところまで徹底していなければならなくなります。
それをアルバイトなどのスタッフにも理解してもらい、
いちいち監視しなくても徹底できる教育も必要になってきます。
さらには、手洗い場の清潔さ。
いくら手洗いの方法が徹底されていても、
手洗い場が汚ければ、あまり意味がありません。
手洗い場も定期的に洗浄する必要性もあります。
このように手洗いひとつとっても、
やらなければならないことはたくさん出てきます。
現場レベルで理解するということはこのようなことです。
それと意外と見落としがちなのが、スタッフの体調管理。
とかく忙しくなってくるこの時期、スタッフの体力も落ちてきます。
体力の落ちたところに、
普段ではなんともないものでも食中毒になってしまう、
ということも考えることができます。
またスタッフがなんともなくても、
スタッフの家族が食中毒になる可能性もあります。
スタッフ自身のことでしたら、情報を入手することは可能ですが、
家族のことになってくると少し難しくなってきます。
普段からスタッフとのコミュニケーションを密にし、
家族の情報も入手しておく必要があると思います。
「何もここまで・・・」と思われるでしょうが、
お客様の安全を守るためには仕方のないことです。
どんなに注意を払っていても、
ちょっとした油断が食中毒発生の原因になってしまいます。
食中毒の発生原因はいろいろと考えられますが、
一番の発生原因は「ちょっとした油断」だと思います。
繁忙期を迎える年末年始。
今一度身の回りを確かめてみてください。