題名から素敵でしょう?
日本でいちばん大切にした会社(1&2)
坂本光司
日本でいちばん大切にしたい会社/坂本 光司

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日本でいちばん大切にしたい会社2/坂本 光司

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この本は“真に正しい経営”“世のため人のためになる経営”について繰り返し繰り返し述べています。
ここだけ見ると「当たり前じゃん」と思いがちですが、これらを実践するのがいかに難しいか、実践している会社がいかに少ないかについて考えさせられることと思います。
エッセンスだけでも十分大事なことが分かると思います。
他力本願タイプの中小企業がする‘5つの言い訳’。そして「変わるべき・変えるべきは外部環境である」という思考。
著者はこれが駄目だと言います。一見正しいではありませんか。
では何が必要なのか?
会社を私物化せず、広く社会のものととらえ、使命と責任を意識して行動する。そして必ず以下の5つを大事にする。
1.社員とその家族を幸せにする
2.外注先・下請け企業を幸せにする
3.顧客を幸せにする
4.地域社会を幸せにし、活性化させる
5.自然に生まれる株主の幸せ
そんな簡単そうで難しい(らしい)ことを実践している会社が1には5社、2には8社紹介されています。
☆日本でいちばん大切にしたい会社たち1
①日本理化学工業株式会社
②伊那食品工業株式会社
③中村ブレイス株式会社
④株式会社柳月
⑤杉山フルーツ
☆日本でいちばん大切にしたい会社たち2
①株式会社富士メガネ
②医療法人鉄蕉会亀田総合病院
③株式会社埼玉種畜産牧場「サイボクハム」
④株式会社アールエフ
⑤株式会社樹研工業
⑥未来工業株式会社
⑦ネッツトヨタ南国株式会社
⑧株式会社沖縄教育出版
2-⑥未来工業株式会社なんかはとても有名ですよね。他に亀田総合病院のことも私は聞いたことがありました。それくらい有名なんですね。
それぞれ言葉は違えど大切にしていること、根底は同じような気がしました。
この本から私が学んだ捉え方。
「幸福とは、①人に愛されること、②人にほめられること、③人の役に立つこと、人に必要とされることです。…この3つの幸福は働くことによって得られるのです」
これはキリスト教概論でT先生がおっしゃっていたことと同じです。信者でなくてもすっと教えが入ってくるのは、きっと正しいことだからなんでしょうね。。
「努力をしたくても、がんばりたくても、がんばれない人々が真の弱者で、がんばれるのに、がんばらない人々は偽物の弱者だ」
部活をやっている身としては、わが身を振り返らざるを得ません。
私は怪我している分弱者であるけども、真の弱者にはなっていません。そのことを決して忘れてはいけない。それを知らんぷりしたらただの役立たずです。
「『いい子』という言葉からは、ほんとうに素直で、心根が優しいといったニュアンスが受け取れます。一方『よい子』というのは、いうことを聞く子とか、勉強が出来る頭がいい子というイメージがあります」
あなたはどっち?「思考の整理学」という本にも書いてありましたが、今の人たちはみんな『よい子』に過ぎないのではないでしょうか。
「ロケーションにしても、商圏を決めるのはお客様であって、企業が決めることではありません」
つい最近Harvard Business Reviewでロケーションが大事という文章を読んでいたので考えさせる部分でした。‘お客がいるロケーション’より‘お客が来るロケーション’の方がいいと思うのは私だけでしょうか?
「大切なことは、弱者に優しい、人間の尊厳を高めるようなモノづくり産業で世界的なメッカになること…」
「代役のない、代わりのいない経営…」
これは何も経営にだけ通じることではありません。私もそんなプレーヤーになるべきだし、そんな人間になるべきなのです。誰でもいい、どこでもいいなんて存在は嫌です
「カスタマーディライト―期待価値、願望価値、予想外価値」
「人間に必要な健康―肉体的健康、社会的健康、精神的健康、魂の健康」
「成長四原則―考える、発言する、行動する、反省する」