苫米地英人
日本の盲点(スコトーマ) 洗脳から脱出する超技術/苫米地 英人

¥1,470
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この本は東日本大震災を受けて書かれた多くの本なかの一つです。
はじめにの最初にはこう書いてあります
「最大の問題は『無知』である」
「世界から称賛を浴びるほど善良で利他的な日本国民が、同時に驚くほど無知であることも否定できないのです―…」
ではこの本は私たちに真実を教えてくれるのか?
この本の目的は「盲点がどんなものなのかを指摘し、読者を支配者からの洗脳状態から脱却させること。情報統制によって作り出された無知から日本国民を救い出すこと」だそう。
正直、私はこの本が苦手です
この本を好意的に見ている人がいることも承知してるけど、本当に読んでいて苦しかった、、
こんなことは滅多にないことで、自分でもびっくりしてる
読むのやめようかとも思って何度も閉じたけど、自分の好きな本だけ読んでたら、それこそ偏って傾倒してくから、と読み切りました
いや、結論は苦手の一言に尽きるんですが(笑)
私はこう感じました。だから苦手なんです
主張が強すぎて。
自分が正しい、だから私を信じなさい、と言われているような高圧的な口調。
批判批判批判の内容。
苫米地氏の意見が正しいのかもしれない。
けど私は彼についていくことは出来ない。
それは理性的な部分を越えている気もするけど。
いや、ごめんなさい。
ただ、なるほど。と思ったところがあったのは確か。
(私は苦手な人でもいいところ見つけられるのよ笑)
1つは地デジの話。
ちょうど昨日移行しましたね。ちょうどいいので紹介。
要約すると…
地上デジタル放送への移行は有害無益である
なぜなら、そもそもアナログ放送に停波する理由がないから。
アナログ波は発信と受信の制度を上げることによって情報量をいくらでもあげていくことが出来るらしい。つまりまだまだ画質の向上は出来る。
それに、アナログ波は電波が弱ってくると画像の乱れ→白黒→音声と、最悪音声が流せる。つまり、災害時に音だけは聞ける。反対にデジタル波は非常にノイズに弱い。遅延もある。
なのに地デジ移行するのはなぜか?
技術利権と家電利権という巨大な利権があるから。さらにはどこでも受信できるアナログをやめることで電波利権も守れる。
地デジへの移行で「権力による情報コントロール体制が、いよいよ完成するのです」
もう1つが年金問題について。
著者は年金問題と少子化の問題は別にすべきだ、今一緒に議論されているのは役人の思う壺であると言っている。
年金制度というのは自分が積み立てたかお金が自分に帰ってくるシステムなんだから後続世代が多かろうと少なかろうと関係ない、というのは確かに、です。
なぜこうなったかについては「役人が年金原資を食い荒らし、さらに資金の運用も失敗した結果、『現役世代が高齢者の年金を払う』というイレギュラーな佳奈地になってしまったから」と分析している
また、人口問題に対しても疑問を投げかけている。
「人口が減ればたしかに経済規模は縮小するし、税収も減る。しかし、同時に必要な予算も減るので問題ありません。
『人口が減るとGDPが下がる』とまるで危機のように言われることもありますが、国にとって大事なのは一人あたりのGDPです。―国を豊かにするには一人当たりGDPを上げることだけ考えればよく、人口で掛け算したGDPはどうでもいい話なのです…」
少し考えれば当たり前の見方な気がしてくるのは、私が洗脳されているからでしょうか?
どちらが正しいか正しくないかではなく、
目の前に起きていることは1つで、それに対して違う見方があるということを忘れがちだということにまた気づけました。
放っておくと考えることを放棄している自分を気づかせてくれるという意味では良い本でした。
読む価値はあると思います。
針の山を歩くように読んでいた私は時間がかかりましたが笑、
基本的にはもっとすっと読める流れのはず。
ぜひ。
(私が苦手だった本という意味でも笑)