施設の母を外食に連れ出した
母にとってのひ孫が新生児期が過ぎたので会わせる為に
笑顔もなく車に乗り込む母
大好きな上のひ孫に会うとやっと笑顔を見せて話しかけて食事を終えて施設に戻った
誰とも話さない施設での食事風景が目に浮かぶ
流れ作業のように1人ずつがテーブルについて時間内に食べる
たまの外食で母の身についた習慣を感じさせられる
人生の終わりを他人に紛れて暮らす日々
自宅で身動き出来ずに孤独に暮らす日々とどちらが幸せなんだろう
在宅介護が続けられるのが母にとっては孫にもひ孫にも会えて娘の介護で暮らせて幸せだったかもしれない
「帰りたい、帰りたい」と施設に入った当初に泣いて電話をかけてきた母からの帰りたいコールは途絶えた
そして母の顔面から表情が消えた
面会に行っても無表情のまま
入所から半年
老いのせいなのか、入所のせいなのか
母から笑顔を奪った罪悪感を感じる日々は続くけど、片麻痺の車椅子生活を8年支えてきたと自分に言い聞かせる
介護で苦労してきた認知症の母親を入所させた友人からも寂しいと連絡がある
相反する気持ちがあることは仕方がないと分かる
自分が苦しんでる最中は母を負担に思い、介護から離れられた途端に罪悪感に苦しめられる
友人と共通しているのが他の姉妹が他人事として関わらないこと
きっと友人も私も最後の決断の責任は生涯取り続けて生きていく