物取られ妄想が現れる | 在宅介護から特養への日々

在宅介護から特養への日々

一人暮らしの母が83才で脳梗塞で倒れ半身麻痺になり車椅子生活になり、施設は断固拒否のワガママな母を引き取り同居。姉は介護拒否で音信不通。
介護離職して家族に助けてもらいながら在宅介護を8年。
2024年5月から特養ロングステイ。

母の特養に面会に行った


母の好きな飲み物を持って行って面会室で飲み干す母を見守ってる時、スタッフさんが横切って行った


「あの人イケズやしパッドとかマスクとか勝手に持って行く」と言う


母の個室には持参したマスクやパッドを取り出しやすいように置いてるけど


「始めの頃は貸してねって持って行ってたけど、今は黙って持って行く」


物取られ妄想が出てきたかと心配になる


認知症が進めば物取られ妄想が出てくるのは姑で経験してる


一人暮らしの姑が、寝ている布団の下に近くに住む義姉がハサミを置いたとか通帳を持って行ったとか色々とあった



通帳は夫が管理してたから、あり得ない嘘をつくと姑が怖くなった20年以上も前の話


介護保険もスタートしてなかったから、病気の姑の入院時の付き添いは子連れで本当に大変やったし、認知症なんて言葉も知らなかったから怒鳴られたり嘘をつかれたりで大変だった


姑の大便をチリトリで受けてトイレに流し、吐瀉物を洗面器で受け止めてトイレに流す時代の癌の入退院の繰り返しの7年


子育て中の私には苦痛やったけど、夫が感謝してくれてるから私の母の同居も抵抗なく受け入れてくれたのかも


姑をないがしろにしてたら夫も思うところがあったはず


話がそれたけど、母も認知症で物取られ妄想だといいんだけど



「自分の口で止めて欲しいと伝えてね」としか言えない



確認するのも妄想だと申し訳ないし、万が一本当だったらと疑うのも嫌だし



優しかった男性スタッフさんが転勤になったとかでストレスになってるかな


認知症が進行しないことを願うばかり