子どもが何も相談してこないということは… | 我慢も離婚もしない!DV問題解決には第三の選択肢があります。

我慢も離婚もしない!DV問題解決には第三の選択肢があります。

夫の暴言暴力に長年悩んでいた私。夫は、私の家出をきっかけに自分がDV加害者であることに気づき、DV加害者更生プログラムを受講。八か月半の別居を経て、同居再開し、今は夫婦でDV加害者予防・更生プログラムがメインの一般社団法人エフエフピーを運営しています。

こんにちは!

一般社団法人エフエフピーの中川亜衣子です。

 

お久しぶり(?)のこんぶさんです。

 

何故キミは段ボールがあると

必ず入るんだい?

 

(こんぶ)そこに段ボールがあるからよ!

 

↑ミーアキャットこんぶです。

 

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さて本題。

 

夏休み明けは、

お子さんの自殺率が上がる

ということで、

ネットでは注意喚起的な話題が

増えていますね。

 

以前、不登校に関する本を読んでいて、

その中にあった

不登校の子どもたちを対象とした

アンケート結果が印象的でした。

 

「大人には悩みを話せない」

と答えた子のうち、

「でも気づいてほしい」

と思っている子は

実に半数以上だった

という結果だったのです。

 

「話せない」

でも

「気づいてほしい」


矛盾する気持ちの中で

日々葛藤している様子が

ありありと浮かびます。

 

大人からすれば

「無茶言うなよ」

「言ってくれなきゃわかんないよ」

と言いたくなるのかもしれませんが、

私はこの気持ち、

自分がそうだったので

本当によく分かります。

 

夫婦関係の悩みは、

誰にでも話せるようなことでは

ないですからね。

 

大人はつい、

「今日も笑ってる」

「今日も学校に行った」

といった表面的なことで

判断しようとしたり、

 

「何も言ってこないから大丈夫」

「何かあれば言ってくるでしょ」

と向こうからのアクションで

判断しがちです。

 

特に思春期は

立ち入りすぎても離れてしまう、

という難しさもあり、

大人としてもどう対応していいか

迷う時期だと思います。

 

下記のリンクはとても良い記事なので

是非読んで頂きたいですが、

そちらにも記載されているのは、

「理解しようと努める」

ことと

「話してくれる関係性をつくる」

こと。

 

これが大人に出来ることです。

 

そしてそれは、

一朝一夕で出来ることではありません。

 

日々の積み重ね、

信頼関係の積み重ねです。

 

何か問題が起きた「その時」

信頼関係が作れていること、

子どもにとって

「安心できる場所」

になれていること

がとても重要なのではないでしょうか。

 

そんなことを言いつつ、

私も、

ムスメが思春期になった時、

そんな関係でいられるだろうか…

と思うこともあります。


そんな関係でいられるかは、

「今の私」がムスメとどう接するか

にかかっているのでしょう。

 

思春期になった時、と言わず、

今、どうなんだろう…、

彼女は言いたいことを

本当に言えてるかな?

 

どんなに「良い感じ」に

見えていても、

そういう視点を

持ち続けていきたいですね。

 

エフエフピーが

プログラムのベースとしている

「選択理論心理学」は

子育てにも大いに

役立ちます。

 

実際、学校など教育の現場でも

少しずつ取り入れられてきているようで、

とても嬉しいことです。

 

「他人と過去は変えられない

自分と未来は変えられる」

 

選択理論の基本の考え方です。

 

自分は何も動かず、

「話せない」子どもに

「話せるようになれ」と

「変化」を求めていないか?

 

子どもを「変えよう」としていないか?

 

常に自問自答していきたいと

改めて思う今日この頃です。

 

 

 

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未婚のカップル、子育て、虐待、

親子関係、職場の人間関係など、

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