ひろが完全に光を失ったのは30代だそうだ。その後は一人杖をつき外の世界と係わりを持っていたが、それとてたかが知れている自然と籠もるように様になったという。そんな頃に盲導犬を試してみようかと思い、協会に行って事情を聞いたところ自分の考えの甘さが分かった。1頭の盲導犬に対し希望者はその10倍何年待っても回って来ない可能性もある。でも運良く3年後に1頭のメスの黒ラブ盲導犬「アンナ」がひろの候補犬となったそうだ。順調に試験期間もこなし晴れてひろとアンナの共同生活始まる。そこから苦楽を共にした8年間ご盲導犬アンナはただの黒ラブ「アンナ」になって盲導犬協会の引退盲導犬収容施設に引き取られていった。その後に現在のオスのラブ犬アンディが来ている。アンナとはその後は会うことなく、5年前2006年7月 13日13歳で永眠したと協会から連絡が有ったそうだ。その時ひろ全身の力抜けへたり込んでしまい、泣き叫んでしまったそうだ。後悔、一度どんな様子でいるか見てみたいそう思っていたが出来なかった悔しさ。僕も、このメール見て思わず泣いてしまった、「この世は何と薄情な、情け有れば会う機会作ってやって欲しいかった。」そう叫んだ。その時だ、「そうだ老犬ホーム」やろうと思ったのは。


書いていた後、今日の「日経夕刊」見ていたら何と僕がやろうとしている事の特集記事が、やはり「神から認められた後押しされた事」だと確信した。



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