7月の中旬田舎へ帰った。丁度となり町で夏祭りの最中で、田舎だけど賑やかだった。車で祭りの列の脇を通り過ぎよと徐行運転の最中「盲導犬」と一緒の中年男性を見かける。特徴有る顔つきから中学の入学式以来30数年ぶりの仲の良かった友と分かる。祭りから少し離れた場所に駐車し急いでその場所に戻る。「ひろ~、ひろ~だよね」「だれ?」「俺だよ、○○(本名)」「お~、ニコか(当時のあだ名)、久しぶり」「中学の入学式以来だよ、ひろ」それからお互いの近況を立ち話で。彼は小学校の時から弱視で殆ど文字など見えない状態だった、そのため中学からは嫌々ながら遠くの「盲学校」へ行った。でも、入学式だけは僕と同じ中学に来ていた、それ以来の再会。今は、全盲となり盲導犬と一緒の生活。
彼との再会が僕に「老犬ホーム」の夢を与えてくれた。