決戦!!石上神宮と狐の恩返し 「大蛇の恋」(2) ~ 天理市二階堂の民話
大蛇の恋(1)「逆ギレ!!大蛇コマノの恋」
のつづきです。
淵の大蛇があらわれ、女が襲われ村は大騒ぎになります。
娘がいる家ではなんとか早く大蛇を退治してほしいと願いました。
村人全員が庄屋の家に集まり、そこで大蛇退治のくじをひくことにしました。
なんとくじが当ったのは村の庄屋でした。
村人が帰った後、庄屋はどうしたものかと思案します。
その様子を遠くでみていたキツネがあらわれました。
そのキツネは以前、庄屋が命を助けたキツネでした。
キツネは恩返しにその大蛇を退治しようというではありませんか。
庄屋は喜んでキツネに頼んだのでした。
翌日、キツネは仲間を集め、帝の勅使の一団に化けました。
そして石上神宮 におとずれ、まんまと神剣を借り受けます。
キツネは神剣を手に、今度は女に化け、大蛇がでる淵に立ちました。
たちまち大蛇は雷鳴とともにあらわれ、口から炎を吐いて、キツネが化けた女に襲いかかります。
キツネが神剣を振りかざすと、大蛇はひるみます。
その隙をついてエイッと飛び上がり、喉を突き、次いで大蛇をズタズタに寸断します。
キツネは見事、大蛇を退治したのでした。
村に平和がもどり、村人はキツネをたたえました。
また村人は、もとはコマノという娘であった大蛇を丁重に弔ったのでした。
・・・
前回紹介した「もののけ姫? もうひとつの小狐丸伝説 」と、シチュエーションは異なりますが、符合する所が多いですね。
恋に破れた女が大蛇となる。
石上神宮と神剣(宝剣)。
大蛇と戦う女と狐。
(こちらでは狐が女に化けてオトリになります。)
源九郎稲荷神社社伝「菅田明神の小狐の大蛇退治 」とともに根は同じなのかもしれませんね。
淵の大蛇があらわれ、女が襲われ村は大騒ぎになります。
娘がいる家ではなんとか早く大蛇を退治してほしいと願いました。
村人全員が庄屋の家に集まり、そこで大蛇退治のくじをひくことにしました。
なんとくじが当ったのは村の庄屋でした。
村人が帰った後、庄屋はどうしたものかと思案します。
その様子を遠くでみていたキツネがあらわれました。
そのキツネは以前、庄屋が命を助けたキツネでした。
キツネは恩返しにその大蛇を退治しようというではありませんか。
庄屋は喜んでキツネに頼んだのでした。
翌日、キツネは仲間を集め、帝の勅使の一団に化けました。
そして石上神宮 におとずれ、まんまと神剣を借り受けます。
キツネは神剣を手に、今度は女に化け、大蛇がでる淵に立ちました。
たちまち大蛇は雷鳴とともにあらわれ、口から炎を吐いて、キツネが化けた女に襲いかかります。
キツネが神剣を振りかざすと、大蛇はひるみます。
その隙をついてエイッと飛び上がり、喉を突き、次いで大蛇をズタズタに寸断します。
キツネは見事、大蛇を退治したのでした。
村に平和がもどり、村人はキツネをたたえました。
また村人は、もとはコマノという娘であった大蛇を丁重に弔ったのでした。
・・・
前回紹介した「もののけ姫? もうひとつの小狐丸伝説 」と、シチュエーションは異なりますが、符合する所が多いですね。
恋に破れた女が大蛇となる。
石上神宮と神剣(宝剣)。
大蛇と戦う女と狐。(こちらでは狐が女に化けてオトリになります。)
源九郎稲荷神社社伝「菅田明神の小狐の大蛇退治 」とともに根は同じなのかもしれませんね。
逆ギレ!!大蛇コマノの恋 「大蛇の恋」(1) ~ 天理市二階堂の民話
昔、むかし。
二階堂から筒井へゆく街道すじに一軒の茶屋がありました。
その茶屋にコマノという娘がいました。
コマノは、毎日街道を行き来するイケメンの飛脚にいつしか想いをよせます。
ある夕暮れのとき、コマノは思い切って飛脚に告白します。
しかし飛脚はコマノの愛を断り走り去ってしまいました。
コマノはあきらめきれず、その後を追います。
いつまでもついてこられるので困った飛脚は、大きな淵のそばの松の木に登ります。
ここに隠れてコマノをやり過ごそうとします。
コマノは飛脚の姿を見失い、淵のそばで右往左往しながら探します。
ふと淵をのぞきますと、なんと月明かりの中に、飛脚の姿がみえるではありませんか。
飛脚が溺れているものと思い、コマノは淵に飛び込んでしまいました。
驚いた飛脚は、あわてて松の木から降りてきます。
しかし、呼べど叫べど、コマノは沈んだまま、とうとう浮かんできませんでした。
・・・
その後日のことです。
花嫁をのせた駕籠が淵のそばを通りかかると、にわかに空がかき曇ります。
激しい雨と雷鳴とともに大蛇があらわれます。
大蛇は、駕籠もろとも淵の中へと引きずり込んでしまいました。
コマノの亡霊が大蛇となり、そばを通る女を襲いはじめたのでした。
「大蛇の恋(2) 決戦!!石上神宮と狐の恩返し」につづきます。
二階堂から筒井へゆく街道すじに一軒の茶屋がありました。
その茶屋にコマノという娘がいました。
コマノは、毎日街道を行き来するイケメンの飛脚にいつしか想いをよせます。
ある夕暮れのとき、コマノは思い切って飛脚に告白します。
しかし飛脚はコマノの愛を断り走り去ってしまいました。
コマノはあきらめきれず、その後を追います。
いつまでもついてこられるので困った飛脚は、大きな淵のそばの松の木に登ります。
ここに隠れてコマノをやり過ごそうとします。
コマノは飛脚の姿を見失い、淵のそばで右往左往しながら探します。
ふと淵をのぞきますと、なんと月明かりの中に、飛脚の姿がみえるではありませんか。
飛脚が溺れているものと思い、コマノは淵に飛び込んでしまいました。
驚いた飛脚は、あわてて松の木から降りてきます。
しかし、呼べど叫べど、コマノは沈んだまま、とうとう浮かんできませんでした。
・・・
その後日のことです。
花嫁をのせた駕籠が淵のそばを通りかかると、にわかに空がかき曇ります。
激しい雨と雷鳴とともに大蛇があらわれます。
大蛇は、駕籠もろとも淵の中へと引きずり込んでしまいました。
コマノの亡霊が大蛇となり、そばを通る女を襲いはじめたのでした。
「大蛇の恋(2) 決戦!!石上神宮と狐の恩返し」につづきます。
狩野法眼元信の伝説を検証。プロペラがある社務所 ― 式内社 大和國添上郡【神波多神社】~ 山添村
神波多神社に伝わる民話に、絵師 狩野法眼元信が社殿の裏に牛の絵を描いたとありました。
「夜、稲穂をはむ怪物。~絵師狩野法眼元信」
社殿の裏を見ましたが、牛の絵は見当たりませんでした。
(+_+)
それにしても絵からぬけだした牛とはいえ、この階段を登り降りするのは厳しいかな。

社殿裏手には、熊野社、稲荷社、山神様とさまざまな社、石碑がありました。
山神さま、これ自体を神様が降臨するいわくらというよりも、目印の石碑という感じですね。
ちょっと不思議な感じですね。
この後ろにある山を崇めていたのでしょうか。
こちらは住吉明神。
そしてこちらは猿田彦神社。
なんだか盛りだくさんです。
(=⌒▽⌒=)
こちらは「神武天皇遥拝所」。
庚申の石碑。
社殿の裏手をぬけると、すぐに目につくのが、大きな社務所です。
この日(7月17日)は集落の氏子たちがあつまっていました。
「祗園」さんのお祭りだとおっしゃっていました。
さて社務所の正面には、プロペラがかけられています。
まるで楼門にプロペラがある大和郡山市矢田町の矢田坐久志玉比古神社(そこではニギハヤヒの天磐舟伝説から大空の守護神として崇められたことからプロペラが奉納されている)。
こちらも航空にまつわる何かがあるのでしょうか。
氏子さんたちはすでに社務所の奥に戻られ、伺うことができませんでしたね。
このことは、いずれ・・・
>「大和と伊賀の境を守る波多の牛頭天王さん」
>「夜、稲穂をはむ怪物。~絵師狩野法眼元信」
「夜、稲穂をはむ怪物。~絵師狩野法眼元信」社殿の裏を見ましたが、牛の絵は見当たりませんでした。
(+_+)
それにしても絵からぬけだした牛とはいえ、この階段を登り降りするのは厳しいかな。

社殿裏手には、熊野社、稲荷社、山神様とさまざまな社、石碑がありました。
山神さま、これ自体を神様が降臨するいわくらというよりも、目印の石碑という感じですね。
ちょっと不思議な感じですね。
この後ろにある山を崇めていたのでしょうか。
こちらは住吉明神。
そしてこちらは猿田彦神社。
なんだか盛りだくさんです。
(=⌒▽⌒=)
こちらは「神武天皇遥拝所」。
庚申の石碑。
社殿の裏手をぬけると、すぐに目につくのが、大きな社務所です。
この日(7月17日)は集落の氏子たちがあつまっていました。
「祗園」さんのお祭りだとおっしゃっていました。
さて社務所の正面には、プロペラがかけられています。
まるで楼門にプロペラがある大和郡山市矢田町の矢田坐久志玉比古神社(そこではニギハヤヒの天磐舟伝説から大空の守護神として崇められたことからプロペラが奉納されている)。
こちらも航空にまつわる何かがあるのでしょうか。
氏子さんたちはすでに社務所の奥に戻られ、伺うことができませんでしたね。
このことは、いずれ・・・
>「大和と伊賀の境を守る波多の牛頭天王さん」
>「夜、稲穂をはむ怪物。~絵師狩野法眼元信」
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