【目次】ヤマトタケル ダイジェスト 奈良 英雄 伝説
奈良英雄伝説 「ヤマトタケル」ダイジェスト
1.ヤマトタケル
3.ヲウス西国討伐
ヤマトタケルの物語をダイジェストでおおくりしました。
白鳥となった彼の魂は、やはり故郷の大和へと帰ったのでしょうか。
これには、後、少し、伝説があります。
それは…
私、奈良歴史ミステリーハンター☆鈴木と密接な関わりがあります。
私の生まれは大阪は羽曳野です。
ここにもヤマトタケルの伝説があるのです。
それも、亡くなった後のお話です。
白鳥となった彼の魂は、一時、河内国に留まります。
羽曳野は河内にほど近い場所にあります。
羽曳野という名は、白鳥となったヤマトタケルが、羽を曳きずった野が由来となっています。
そして羽曳野には、彼を祀った白鳥神社があり、白鳥にちなんだ地名も多く存在します。
子供の頃、何気に自分の住む町の名前について母から聞き、ヤマトタケルという英雄を知ったのでした。
西へ東へと転戦つづけたヤマトタケル。
各地も彼の伝説は残されています。
もしかすると、あなたが住む町にも…?
あなたには、アナタの歴史がある。
奈良歴史ミステリーハンターでした。
吾妻はや…大和へ帰還ヤマトタケル旅の終焉 ~ ヤマトタケル ダイジェスト 奈良英雄伝説(8)
愛するものを失いも尚、東征を成し遂げたヤマトタケル。
足柄に立ち寄り、「吾妻(あづま)はや…」と嘆き呟きました。
東征の途上、愛するものを失い追想したのでした。
これ以来、足柄から東をアヅマと呼ぶようになったそうです。
「吾妻はや…」
東征の途上、命をとしてヤマトタケルを救った女性を想い、嘆き悲しむのです。
尾張のミヤヅヒメのもとへ帰り、しばらく尾張で過ごします。
そして伊吹山の神の平定に赴くのでした。
そのとき、神剣・草薙の剣を姫に預け、無謀にも単身乗り込んでいきます。
結果、伊吹山の神の返り討ちにあいます。
ヤマトタケルは、先の伊吹山で破れ、意識モウロウとしつつ敗走します。
その足は自然と、故郷の大和へと向かいます。
その想いかなわず、途中、息絶えます。
彼の最期を看取ったのが、后である岐阜は尾張の姫、ミヤヅヒメでした。
駆けつけたミヤヅヒメの腕の中…
「やまとは国のまほろば
たたなづく 青垣
山ごもれる やまとしうるはし」
美しい故郷を偲んだ歌をうたったのでした。
ヤマトタケルの魂は、白鳥となり、天へと飛び去っていきます。
足柄に立ち寄り、「吾妻(あづま)はや…」と嘆き呟きました。
東征の途上、愛するものを失い追想したのでした。
これ以来、足柄から東をアヅマと呼ぶようになったそうです。
「吾妻はや…」
東征の途上、命をとしてヤマトタケルを救った女性を想い、嘆き悲しむのです。
尾張のミヤヅヒメのもとへ帰り、しばらく尾張で過ごします。
そして伊吹山の神の平定に赴くのでした。
そのとき、神剣・草薙の剣を姫に預け、無謀にも単身乗り込んでいきます。
結果、伊吹山の神の返り討ちにあいます。
ヤマトタケルは、先の伊吹山で破れ、意識モウロウとしつつ敗走します。
その足は自然と、故郷の大和へと向かいます。
その想いかなわず、途中、息絶えます。
彼の最期を看取ったのが、后である岐阜は尾張の姫、ミヤヅヒメでした。
駆けつけたミヤヅヒメの腕の中…
「やまとは国のまほろば
たたなづく 青垣
山ごもれる やまとしうるはし」
美しい故郷を偲んだ歌をうたったのでした。
ヤマトタケルの魂は、白鳥となり、天へと飛び去っていきます。
波間の別離、ヤマトタケルの哀 ~ ヤマトタケル ダイジェスト 奈良英雄伝説(7)
更に東へ進むヤマトタケル一行に、また苦難が訪れます。
それはヤマトタケルにとって最大の悲劇です。
浦賀水道を渡航中に、海が荒れ、波に船が激しく翻弄されます。
「海の神のたたりだ!」
誰かが叫びます。
そう思えるかのように、船はいっこうに前に進むことができず、波はおさまる気配がありません。
数多のまつろわぬ神を討ちとったヤマトタケルも、大海原相手では、手が出しようがありません。
そのとき…
「わたしが海の神の怒りを鎮めてみせましょう」
オトタチバナヒメが言いました。
エッと言う間もなく、オトタチバナヒメは船縁から身を乗り出します。
引き留める手を、スルリと抜けて、オトタチバナヒメの笑顔が波間に飲み込まれていきます。
やがて…
うそのように、
波はおさまります。
無事に上陸を果たしたヤマトタケル。
茫然と波打ち際にたたずんでいると、
寄せる波にのって、コツンと足先に、あたります。
櫛です。
ハッとヤマトタケルの目が見開かれます。
かき抱くように櫛を握りしめ、その場に崩れ、嗚咽をもらします。
まごうことない。
愛する人の櫛でした。
それはヤマトタケルにとって最大の悲劇です。
浦賀水道を渡航中に、海が荒れ、波に船が激しく翻弄されます。
「海の神のたたりだ!」
誰かが叫びます。
そう思えるかのように、船はいっこうに前に進むことができず、波はおさまる気配がありません。
数多のまつろわぬ神を討ちとったヤマトタケルも、大海原相手では、手が出しようがありません。
そのとき…
「わたしが海の神の怒りを鎮めてみせましょう」
オトタチバナヒメが言いました。
エッと言う間もなく、オトタチバナヒメは船縁から身を乗り出します。
引き留める手を、スルリと抜けて、オトタチバナヒメの笑顔が波間に飲み込まれていきます。
やがて…
うそのように、
波はおさまります。
無事に上陸を果たしたヤマトタケル。
茫然と波打ち際にたたずんでいると、
寄せる波にのって、コツンと足先に、あたります。
櫛です。
ハッとヤマトタケルの目が見開かれます。
かき抱くように櫛を握りしめ、その場に崩れ、嗚咽をもらします。
まごうことない。
愛する人の櫛でした。