世界トップクラスを目指す マーケティング戦略 -70ページ目

世界トップクラスを目指す マーケティング戦略

超ー本気で行くぞ!世界トップクラスを目指す

前回、ビル・グレーザーが
マーケティング力を生かして巨大小売企業と競争し、
成功したことについて少しお話しました。

彼がどのような賢い方法でマーケティングを行ったのか、
例を1つ挙げてみましょう。

これは私のお気に入りの話です。

彼の店の販売員が、店を訪れた全ての顧客に、
必ず連絡先情報(氏名、住所、電話番号、Eメールアドレス、その他)
を聞くように徹底させたのです。

次に、顧客の購入金額に応じて、頻繁に連絡を取り続けました。

実際に、彼の得意客達は、年間に以下のような様々な連絡を受け取りました。


手紙18通

販売員からの電話4回

音声案内4回

毎週送られるEメール52通


マーケティングでは、これを「マーケットプレース・ドミナンス(市場支配)」
と呼んでいます。

巨大小売企業がどれだけ高額な費用を費やしてTVコマーシャルを
放映しようと関係ありません。

彼らは、ビルの店と競うことも、
ビルが顧客に行ったほどのインパクトを残すこともできません。

また、ビルは全世界の何千もの小売業者達に、
自らのマーケティング知識を教えてくれました。

彼と他の人々との違いは何なのでしょうか。

それは、彼がマーケティングの大切さを理解しているということでしょう。

あなたは、どのようにすれば
彼の小売業界で通用したマーケティングのアイデアが、
自分のビジネスに当てはめられるだろうか、
あるいは、自分の業界においてはいまだ試されたことのないものだが、
どのように適用していくべきか、ということを自問されていることでしょう。

今回私達は、成功者が今日行っていることを見つけました。

彼らは、優れた新しいマーケティングのアイデアを追求し、
実践しているのです。

巨大組織と一対一で競争をしていかなくてはならない環境の中で、
効果的に競争力を高めていく唯一の手段は、
自分がよりよいマーケターになることです。

宣伝や販売促進など、自らのメッセージを伝達する
より優れた方法を身につけなくてはならないのです。

私のビジネス・パートナーであるビル・グレーザーは、
家族経営の紳士服店の経営をしていた経歴を持っています。

過去15年間に、この業界では、80%以上の紳士服店の個人経営者が
店をたたむという事態に追い込まれています。

全国的に展開する巨大小売企業との競争に勝ち残れなかったのです。

しかし、その中でも彼の店は存続し続けただけでなく、
成功を収めることができました。

彼の競争力とはどんなもなのでしょうか。

彼の競争力とは、より良い設備を構築することではありませんでした。

巨大な小売企業のようにショーケースを構築するために、
投資家からの莫大な資金があったわけではないのですから、
その点で競争しても無意味です。

では、どうやって競争していったのでしょう。

全国的なテレビ放送を通じて競争することはできますか?

大きなスポーツイベントが行われるテレビのゴールデンタイムに
広告を打つお金などあったでしょうか?

いいえ、ありませんでした。

では、どうやって競争したのでしょう。

彼は、マーケティングを駆使して競争したのです。

賢い方法を使ったのです。
これまで成功している人物に共通している特性について
説明してきました。

まず、前回のメールでは、ドミノ・ピザのフランチャイズの例を用いて、
革新的であるという共通点があることについてお伝えしました。

では、これから、成功している人物が持つ2つ目の特性について
お話していきましょう。

実は、これは私の気に入っている特性の1つです。

成功者の持つ2つ目の特性とは、
素晴らしいマーケティングの能力を持っているということです。

彼らはマーケティングについて熱心に学習し、
実に深くマーケティングに関わっています。

なぜそんなに、この特性が大切かというと、まず1つには、
今日、個人がビジネスを立ち上げ、構築していく際に、
巨大化した組織を持つ企業と競争をしていかなくてはならない
ということがあります。

フランチャイズ・ビジネスが、その良い例でしょう。

フランチャイズ・ビジネスは、本来、個人が開業する際に、ビジネスに
必要なシステム構築のコストを押さえて開始することを目的としています。

しかし、ほとんどのフランチャイザーは、
フランチャイズ権を大手企業やグループ会社に、
多額の費用で売却しているのが現状です。

かつては100万円だったフランチャイズ権が、
今日では1億円の資本が必要となり、
5000万円のキャッシュを備えないと、
ハンバーガー店を手にできないとしたらどうでしょうか。

つまり、全て変わったということが分かるでしょう。

大企業がスモールビジネスにも進出しています。

したがって、何もかも自分自身で行うスモールビジネスを行っている人でも、
ビジネスに携わる全ての人は、
巨大で豊富な資金源を持ち、全ての面において最高で最良の事業が行える、
巨大組織と一対一で競争をしていかなくてはならないのです。

そのような環境の中で、効果的に競争力を高めていく唯一の手段は、
自分がよりよいマーケターになることなのです。