愚か者、怠け者になっていませんか? | 世界トップクラスを目指す マーケティング戦略

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経営者たちの驚くほど愚かで、ケチで、怠惰な部分が最も顕著なのが、
既存顧客と新規顧客を相対するものだと見なす奇妙な態度です。

経営者は、近い将来の取引が確実な顧客や、実際に現在取引中の顧客に対しては、
時間やお金をかけようとしません。

しかし、新規顧客の獲得となると、積極的に時間やお金を注ぎ続けます。

つまり、彼らは次なる獲物に対しては、汗だくでよだれを垂らしながら
必死に捕らえようとするのに、すでに捕らえた獲物には見向きもしないのです。

そこには分析しきれないほどの、多くの理由があります。
人間のひねくれた性質から、商売についての無知、怠惰な性格、
顧客ロイヤリティについての誤った考え方など、挙げればキリがありません。

車のディーラーは、新規顧客を取り込むために、週に500万円をかけて
新聞やラジオ、テレビに広告を出しますが、
すでに車を購入した顧客に対して、DM送付に2万~3万円かけたり、
カーオーナーのためのパーティー開催に
20万~30万円を使ったりすることは決してありません。

車のビジネスほど、愚かさと、ケチと、怠惰の組合せが蔓延しているビジネスは、
他にはないでしょう。

しかし、レベルの違いこそあれ、多くの他のビジネスにおいても
同様の愚かな行為は蔓延しています。

私が利用しているドライクリーニング屋が、
Val-Pak(自宅に届くクーポンマガジン)や地元の新聞に、
サービスを誇張した内容の派手な広告を出しました。

私は、3年間の間に、その店で月に15000円以上使ったことが何度もあるのに、
DMをもらったのはたったの1回のみ。
しかも馬鹿げたことに、クーポンには「新規顧客のみ」と書いてありました。

でも、そのドライクリーニング屋は幸運でした。

なぜなら、私は別のドライクリーニング屋に乗り換えようという
考えまでは持っていないからです。

ただ、私が今乗っている車を買ったところのディーラーは、
それほど幸運の持ち主ではないようです。

「マインド・キャプチャー(心を掴む)」に取り組もうとするなら、
まずはあなたが抱えている既存顧客の中から、
収益の多い上位50%、または40%か30%の顧客に対して始めてみましょう。

毎週の彼らの話題が、「あなた」であるように仕向けましょう。

その後で、同じことをターゲット層にしてみましょう。
または、関連の産業やコミュニティに向けても良いでしょう。