「どうすれば、自分自身のコンサルタントになることができるか」
についての話題を続けましょう。
前回までは、商品のパッケージのやり方を新しくしたり、
新商品や新サービスを打ち出したりと、企業が既存顧客の関心を引こうと
取り組んでいる例を2~3紹介しました。
また、もう一つの有効な戦略は、既にある商品やサービスを
マーケティングする、全く新しい方法を見つけることであるとも指摘しました。
今回は少し話題を変えて、思考についてお話ししたいと思います。
特に、成功のための思考についてです。
イーデン・ローウェル博士の古い意欲啓発映画
「ユー・パック・ユア・オウン・シュート(自分のパラシュートは自分で詰める)」
の中に、素晴らしいシーンがあります。
それは、多くの思考が陥りがちな問題点を明らかにし、
成功するためにはどのように考えなければならないかを示すものです。
ローウェル博士は、数字の「1」とアルファベットの「X」を砂の上に書いて、
一人の友人に問題を出します。
ここに1本、線を足して「6」にするように言うのです。
友人は、「X」の後ろに「1」を書いたりして、
いろいろな可能性を検討してみるが上手くいきません。
最後に、ローウェル博士は、
「1X」の前に「S」を書いて、「SIX」にして見せました。
友人は、1本の線と言ったじゃないかと抗議しますが、
「S」は、1本の曲がった線に他なりません。
単に、我々が、1本の「真っ直ぐな」線を頭に浮かべてしまっただけなのです。
型にはまって、習慣になってしまった考えから
抜け出し、外に出て行く力を持つ必要があります。
この問題の典型例は、もちろん、鉄道業界です。
彼らは、自分たちの産業が、運輸交通業である
という認識を持てないでいます。
あくまでも鉄道業だと、間違った考え方をしているのです。