2017年3月20日、南紀ではグレも釣れているが、下津井の

真鯛も気になり行ってみた。

 

前日8時過ぎ出発、自宅から約200km、池田の

エサイチでエサを購入して、地道を走り、

目的地に着いたのは夜中の1時過ぎだった。

 車中で仮眠、起きたのは、一番船が出る一時間前、3時半。

連休三日目だが、私以外の釣り人はいない。

目的の磯はいつもの与島大岩。小潮、満潮が4:08、15:24。

午後の満潮前後がよさそうと思いながら、渡してもらう。

 

釣り開始は5時過ぎ、潮はゆっくりと西向きに流れている。

磯際を流すとすぐにあたりがでて、ガシラが釣れた。

2投目、3投目もガシラが食う。  すこし沖を流しても同じ

ように食う、しかし、いずれも小さい。 

 

本命がこないまま夜明けむかえた。

6時過ぎ、磯際の左側に流れていたウキがしもった後、

消しこまれた。本命のあたりだ。 結構な引き。

有利な体制をとるため、磯の上を移動するも、

根にこすられ、無念のハリス切れ。まだまだ未熟。

 

いままで、同じようなことを何回も繰り返している。

どうすればとれるのだろう。 頭は振っていなかったので

コブダイか?

 

それからは、たまに、ガシラが釣れるのみ。

漁師さんが仕掛けておいた網をあげにきたが、見える範囲では

魚は入っていない。

 

西向きに流れている潮は勢いがますます強くなる。

干潮の10時過ぎになっても流れの向きはかわることなく、

また、弱まることもない。 西向きの流れを狙うが、本命はこない。

 

東向きの流れを期待するが、上げにかわっても、西向きは

変わらない。 それに加え東からの風も強くなって、西向きの

ポイントを狙うしかない。

 

2時過ぎになって、ようやく、東向きのポイントで、仕掛けを止める

ことができるようになってきた。

3時過ぎになって、ようやく流れの方向が変わり始めた。水道側に

流れ始めた。 東からの風は依然強く、横からの風となり、

マキエサとサシ餌が一致しない。 しかし、水道に流れる潮と

西向きに流れる潮がぶつかり、潮目がはっきりできている。

  

そのうち、右端から水道に一筋の流れる潮ができてきた。

 その筋の引かれる潮にマキ餌を入れ、ウキをしもらせ探って

いくと、コツンとしたあたりが出た。

 やっと本命がきた。 頭をふるのでチヌと思ったが真鯛だった。

42cmで大きくはないがうれしかった。

時刻は4時半。あがりを6時にお願いしていたのでまだ時間は

ある。 二匹目を狙って、打ち返すが、あたりは来なかった。

結局、釣りあげることができた本命は一匹のみだったが、

帰り際であり、変に満足できた。

帰りの船も私一人だけだった。 連休3日目はお客さんが

少ないとのことらしい。 

 次の小潮回りにまた来ようと思った。