2017年3月11日、江須崎にグレ釣りに行った。

人が少ない、平日に行きたかったが、なぜか

西風強風の日が多く、結局土曜日になってしまった。

 

今迄、行ったことがない釣り場でそこそこ釣れている

場所を選択しようとした。 日置は西風で

渡船できない可能性があるとの回答、有田は

 

予約がたくさん入っているので断られ、最終的に

良く釣れている見老津の先の江須崎になった。

ネットの情報では、大釣りはないもののコンスタント

に釣れているようだ。 初めての釣り場になる。

 

前日、兵庫を出発、途中、みなべの釣太郎でまき餌を

つくった。

南紀によく通っていた、十数年前に比較し、客は少なく

活気がない。 時間が早すぎるのか、高速道路の整備等で

人の流れが変わったのか・・・・よくわからない。

 

 江須崎には渡船屋さんが2軒、今回お世話になったのは

酒井渡船だ。 夜明に同時に出港、酒井渡船には十数名の

釣り人さんが乗船、もう一つの渡船には7,8人の釣り人さんが

乗っていた。 順番に磯に下していく。 磯の数が多いので

余裕。 岬を回り、ソビエト(あとで磯名確認)で3名を降ろした後、

モトブト(あとで磯名確認)に一人で降りることになった。

 

 大きな島だ、沖にソビエトがある。東向きにポイントがあるので

釣りやすそうだ。 凪いでいるためさらしがでているところは

ほとんどない。

 

 最初は足元にまき餌をうち、磯際から釣り始めるが、潮が

ほとんど流れていない。 エサ取りはおり、サシ餌はウキに

あたりがでないままなくなる。

 

 エサ取り対策として、ボイルの沖アミも使ったが、生と大きな

差はない。

 

 潮は引きになっており、底の状態がわかってきた。 正面は浅く、

ソビエト方面に向かって深くなっている。

 

  沖向きに潮は流れているが、風が逆向きで時々、風に負けて

仕掛けが地方に流れる。

 

  あたりがでないまま、時間だけが過ぎてゆく。 ソビエトも

つれていない。

 

 ウミガメが磯の周りに居着き時々、水面に顔をだす。

磯際にもきて、海藻を食べているようだ。 2匹いることを確認。 

ウミガメで釣れなくなることがあるのだろうか、今まで経験を

したことがない。

 

 9時過ぎ、弁当船がきた。 食事タイムとした。

  風の影響を小さくするため、右側の低い位置から釣る場所

をかえ、流す。 仕掛けが逆向きに流れることはなくなった。

 

 仕掛けがもぐりこむ、潮目も確認できるようになった。

10時前、ようやくきた。 27cm。 大事にタモで取り込む。

 針は下唇にかかっており、ウキ下が深いようだ。

0.5ヒロほど浅くして、2ヒロに調整した。次にあたりがあった

のは1時間後、30cmくらい。

 このあと、すぐに同型がきたが、抜こうとして針はずれ、食いが

浅いようだ。 針の大きさを3号までおとし、次を狙ったが

続かない。

 

 ソビエトではコンスタントにつれ続いている。 ごぼう抜きを

しており、あまり大きくはなようだ。

 

 次にあたりがあったのは、干潮から3時間を経過した2時半

過ぎ、本日最大の34cmだった。

 しかし、単発的なあたりのみ。

 3時を過ぎ風がすこし弱くなってきた。

  ここは、あがりの最終が5時、満潮近くまで釣りができ、

ありがたい。 次にきたのは、3時半、30cm、30分後に

同型をもう1匹追加して、結局、5枚の釣果だった。

 型は小さかったが、午後から面白いつりができた。

 

  

 モトブトの全景、写真の中央部であたりが多かった。