2017年1月28日、 風は北から北東に、海も凪ぎる
予報。また、黒潮が接岸傾向で水温も上昇している。 
これは行くしかない。
 

 前日の6時半過ぎに宇都宮を出発、洲崎に着いた
のは深夜12時過ぎ、西の強風が吹いていた。
何も考えず、4時まで仮眠。 風は北に変わっていたが
強い。

 弱くなるまで、他の釣り場を探索。

 最初は、伊戸港横のメジナ岩。 実績はないが、
気になるポイント。 しかし、波が高い、うねりが
収まっていない。 まともな釣りができないと判断し
南下。

 川下港の波止へ。 何艘かの遊漁船が出船の準備を
していて港はにぎやかだった。 うねりはあるようだった
が、ここは問題ない。 本命は左側の磯だが、夜が明け
るまではこの波止で釣ることにした。 潮は満潮に近く
いい感じ。

 しかし、たまにかかるのは、やはりふぐ。

 潮はわずかに動いている。


  夜が明けてきた。 左の磯には最初ルアーマンがいたが、
ふかせ師さんがひとり高場から釣っている。 波が高そうだ。

 32cmのメジナがやっときた。 しかし、メジナは続かず、
30cmの赤目フグが2匹続いたところで、本命の磯へ移動した。


 高場の釣り人さんに一声かけ、右側の低い位置から釣り
始めた。 やはりうねりが結構ある。 前のポイントは潮が左に
右に一定しない。 潜らせると、根がかり、釣りずらい。


潮がだいぶ下がった頃に右側の磯に釣り人さんがきた。


 うねりもとれてきた頃、右側の釣り人さんが45cmくらいの
メジナを釣られた。 そのすぐ後に、左の高場の釣り人さんが
40cmくらいのメジナを釣られた。 次は、私の番と思うが
甘くはない。 


  昼前、風が北東にかわった。 天気予報どうり。 洲崎へもどる
ことにした。 東よりの風になれば、洲崎は凪いでくるという、弥平
のおやじさんの言葉に期待しながら。
 ここで夕方まで頑張ればそこそこの型がつれそうだったが、やはり
洲崎の魅力には勝てない。


 12時前に到着。 洲崎にはだれもいなかった。 干潮だが、
冬潮?で昼間はあまり引かない。


 うねりが岸にぶつかり、いい流れができている。
風はまだ結構あるが、釣りになる。  

 1時前、きた。 33cm。 いい予感がした。

 左角から発生している流れが、右側からくる、流れとぶつかり、
潮目ができている。 潜る潮にウキが吸い込まれると、あたりが
でる。


 流れが弱くなると、沖目を狙う。 むこう合わせであたりが
 連発。
  特別に大きなものはこないが、35cm前後が多い。

  海はますます凪ぎ、うねりが小さくなってきた。左からの
流れがなくなったとき、中央に移動、すこしでも流れのあるところ
を狙うと、あたりがくる。


  夕方、5時前は、とくに活性が高く、仕掛けが海の中にあれば、
むこう合わせであたりが必ずでた。

 しかし、日が沈むとあたりはばったりとなくなった。
 6時過ぎまでやってみたが、あたりはなく、納竿とした。

 
 川下の1匹を加え、27匹の釣果だった。
 予想どうりの釣りができたことが、嬉しかった。